カードローンの返済に不安を感じて申し込みをためらっている方はおられませんか?
ここではそのよう方のために、
- カードローンの返済方法
- 返済期日
- 引き落としの時間
- 引き落としに間に合わなかった場合の処理
などについて紹介します。
返済日と引き落とされる時間は?
目次【移動できます】
カードローンの返済日は各カードローン事業者で定められており、
一定期日となっているケースや任意で設定できるケースなどがありさまざまです。
例えば、銀行カードローンの返済日と自動引落される場合の引落時間は次のようになっています。
銀行カードローン | 引落日(返済日)と引落時間 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 毎月10日 返済日当日の夜間 |
りそな銀行・プレミアムカードローン | 毎月5日 返済日当日の夜間 |
近畿大阪銀行・プレミアムカードローン | 毎月5日 返済日当日の夜間 |
福岡銀行カードローン | 口座引落型は1日~26日の任意の日 AM7時 |
三井住友銀行カードローン | 毎月5日、15日、25日、月末(から指定) 返済日当日の夜間 |
楽天銀行スーパーローン | 1日、12日、20日、27日(から指定) 引落時間は金融機関により異なる |
*なお、上記のカードローンでは返済日が銀行休業日の場合は翌営業日の返済となります。
カードローンの返済方法は?
カードローンの返済方法を「返済に利用する手段」と「返済するタイミング」の点で分けると次のような方法が挙げられます。
1 返済に利用する手段で考えた場合の返済方法
- 金融口座からの自動引落
- 専用カードを利用してのATMからの入金
- カードローン口座への振り込み(口座振込)
- インターネットバンキングを利用しての入金
- 事業者の店舗の窓口での支払い
2 返済方法を返済するタイミングで考えた場合の返済方法
- 約定返済 : 約定返済日に特定の基準で定められた返済額を返済する方法
- 随時返済 : 利用者が任意で希望の金額を返済する方法
なお、銀行カードローンの具体的な返済方法は以下のような内容になっています。
銀行カードローン | 返済方法 |
---|---|
みずほ銀行カードローン | 前月10日の利用残高に応じた返済額の 自動引落及び随時返済 |
りそな銀行 プレミアムカードローン |
返済日の3営業日前の貸越残高に応じた返済額の 引落及び随時返済 |
近畿大阪銀行 プレミアムカードローン |
返済日の3営業日前の貸越残高に応じた返済額の 自動引落及び随時返済 |
福岡銀行カードローン | 口座引落型または直接入金型による返済 ◇口座引落型:利用残高に応じた返済額の自動引落及び随時返済 ◇直接入金型:毎月14日までにATMからの入金または口座振込及び随時返済 |
三井住友銀行カードローン | 返済日の自動引落 ATMからの入金または口座振込及び随時返済 |
楽天銀行スーパーローン | 返済日の自動引落、ATMからの入金 インターネットバンキングからの入金 |
引き落としされてない!考えられる原因は何?
カードローンの返済方法が金融機関の口座からの自動引落である場合、返済忘れを心配する必要がないように思われますが、返済日に引き落としが完了しないケースもあるのです。
その主な原因として2つ考えられるので紹介します。
1 入金するタイミングが遅く口座の残高不足で返済日に引き落されないケース
返済方法として金融機関口座からの自動引落を利用している場合、その口座の残高不足により返済額が引き落されないこともあります。
そのため利用者は事前に口座へ入金しておく必要がありますが、入金が返済日の当日になった場合には返済の引き落としに間に合わないケースも生じるのです。
例えば、三井住友銀行などは返済日の夜間に引き落とされるので、日中に口座へ入金していればその月の返済が完了できますが、返済日当日の午前7時の引き落としである銀行の場合では日中の入金では間に合いません。
また、早めに口座へ入金(振込)したつもりでも、利用する金融機関によっては入金データがリアルタイムで反映されず一定の時間がかかるケースもあります。
その結果、返済額の自動引落の時間に間に合わなくなることもあるのです。
このような引き落としに間に合わないケースもあるので、口座への入金はできるだけ当日を避け前日までに入金するようにしましょう。
2 返済金額を間違えて口座へ入金したため、結果的に残高不足で返済日に引き落されないケース
約定返済額の算定ルールは各カードローンによって異なり、一律定額になっているケース、利用限度額に応じて設定されるケース、借入残高に応じて設定されるケースなどがあります。
そのため利用者がその月の返済額を間違って認識してしまうことも珍しくないでしょう。
例えば、利用者が返済額を間違って少なく認識しそれをもとに口座へ入金した場合、結果的に口座の残高不足で引き落されなくなってしまうケースが生じるわけです。
銀行カードローンの場合などではホームページや電話で返済額を気軽に確認できるケースも少なくないので、そうしたサービスを積極的に活用することをおすすめします。
引落日に入金が出来ない場合は信用情報照会にのるって本当?
返済日に引き落されなかった場合でもカードローン事業者がその返済遅延の報告を直ちに信用情報機関に連絡する可能性は高くありません。
しかし、一定期間を過ぎても返済されない場合などでは、「入金がなかった」という情報が信用情報機関に報告されます。
カードローン事業者は信用取引のある個人の信用状況が変化する場合、信用情報機関にそのことを報告する義務があります。
つまり、信用取引が発生している場合、返済日に予定通り返済しても返済しなくても信用状況が変化するので、その情報を毎月報告する必要があるわけです。
そして、利用者からの返済がその日までに認められない場合は「その月に返済がなかった」として報告されます。
例えば、信用情報機関のシー・アイ・シー(CIC)に報告されると、その情報は「A(お客様の事情でお約束の日に入金がなかった)」として記録されてしまうのです。
カードローンの引き落としQ&A
Q1 残高不足の場合の引き落し


![]() また、三井住友銀行カードローンの場合、引落金額が利息未満であると新規の借入ができなくなり、その返済では「別途の返済が」必要になります。 引き落しできなかった場合の返済方法には、 また、返済期日を過ぎて返済する場合でも遅延損害金(遅延利息)を支払うことになります。 |
Q2 返済日が土日の場合


また、楽天銀行などのように土日などに加え年末年始も翌営業日になるケースもあるので、利用しているカードローンの返済日をよく確認しておく必要があります。
Q3 引落日の変更


例えば、三井住友銀行の場合は契約の際に設定した約定返済日は変更できないことになっており、みずほ銀行も同様に変更できません。
そのため自動引落による返済日の設定は慎重に行わねばなりません。