安易にカードローンを延滞する人が多い

学生でも、身分証明書があってアルバイト等をしていれば、カードローンを借りることができます。ですが、あまり借り入れの総額は多くなりません。学生の場合は、収入が少ないこともあって、10万円程度の借り入れがほとんどでしょう。

そこで、ついつい、学生時代は勉強に遊びに忙しいですから、支払いがおろそかになってしまったり、アルバイトが足りなくて生活費を圧迫してしまい、どこからも借り入れできなくなって返済に窮したり、することがあるかもしれません。

ですが、安易な延滞は非常に危険です。
10万円ぐらいのカードローンなら、大したことないだろうと考えて、延滞してしまう人がとても多いのです。
しかも、10万円程度のカードローンなら、エポスカードなどのマルイ系のカードと同様、あまりカードローン会社も熱心に回収しようとしません。
つまり、”ばっくれる”ということができてしまうのです。
ですが、安易にそうした逃げ道を確保してしまうと、あとあと大変なことになります。

カードローンのお金を返さないと、何が起こる?

あなたが仮に10万円をカードローンで借りて、返さないまま数ヶ月が過ぎたとしましょう。
最初は、手紙が届きます。一度引き落としに失敗したので、二度目の引き落とし日までに入金して下さい、といった旨の手紙です。

それでも無視していると、電話がかかってきます。電話はカードローンにもよりますが結構しつこく、電話にでるまでかかってきます。
電話には出たほうが良いでしょう。怒鳴られるといったことはありません。
法律で、無謀な取り立てや恫喝などは禁止されていますので、怖い思いをすることはないでしょう。

ですが、その後も放置していると、そのうち連絡が来なくなるケースがあります。弁護士を立てて裁判を起こし、強制的に回収することは、カードローン会社側にとっても負担だからです。
ですが、だからといって、「ラッキー。しめしめ」と思って放置していては行けません。大変なことになってしまいます。

信用情報がクリアされるのは、“完済から“5年!

CICなどの信用情報が、カードローンの借り入れに関係しているのはご存知かと思います。信用情報は、これまでの分割払いのデータベースがすべて保管されており、ちゃんと払っているのか、それとも延滞しているのかがすべてわかるようになっています。

その信用情報ですが、返済を行わずに放置していると、60日が経過した時点で、ブラックリストに登録されてしまいます。そのブラックリストは、5年経過すれば解けるということをご存知の方も多いのではないでしょうか。ですが、「ブラックリストは5年で解けるから大丈夫」と思っていませんか?それは非常に危険な考え方です。

信用情報ですが、カードローンの場合、“完済から5年”ということを知っておいて下さい。完済しなければ、いつまでもブラックリストに乗り続けるのです。つまり、あなたが借りた10万円を支払わない限りは、永遠に延滞し続けることになり、ブラックリストが延々とつづきます。特にKSC(全銀協)においては注意が必要です。

よく、「ブラックリストは5年(10年)で解ける」というのは、あくまで自己破産や個人再生の場合なのです。借りたお金は必ず返さないといけません。それができないと、ペナルティを受けるのは他でもない自分なのです。

社会的信用が大きく傷つく

ブラックリストに載ってしまうと、社会的信用が大きく傷つきます。
そして、あなたの社会的な評価が大きく下がってしまうのです。
社会に出て就職したとして、ブラックリストに載っていることは、誰にもわからないので安心だと思われるかもしれません。
ですが、たとえば会社に入って、社員旅行でハワイに行こうという話になったとき、あなたはクレジットカードが作れませんので、同僚から、けげんに思われる可能性があります。
そして、カンの良い人は、なぜクレジットカードを作れないのかがわかってしまいますので、あなたの職場での評価は大きくダウンしてしまうでしょう。
それぐらい、いろいろなシーンで困ることになるのです。

また、ローンに関するあらゆることが組めませんので、スマートフォンを買うのにも一括払いが必要です。割引なども効きませんし、スマホは今の世の中、必須なので現金で一括払いするより他になく、経済的に非常に追い詰められます。
家を買うこともできません。住宅ローンが組めないからです。住宅ローンが組めるということは、他人のお金で自分の資産が形成できる非常に重要なチャンスです。そのため、そうしたチャンスを逃すということになります。結婚して、子供ができても、いつまでも賃貸で我慢して暮らさなければなりません。周りの人が家を買っていても、自分は買うことができません。

車も同様です。オートローンが組めませんので、現金一括でボロボロの中古を買うしかなくなるのです。
このように、さまざまな不便が襲いかかります。
たった10万円、と思わずに、必ず支払いしましょう。

支払いに遅れそうだと思ったらただちに連絡を

カードローンの支払いに遅れそうだと思ったら、ただちにカード会社に連絡して下さい。連絡なしに無断で延滞するのが一番よくありません。印象が悪くなるので、自分から積極的に、連絡したほうが良いでしょう。
そこで、理由も述べると良いと思います。なぜ今回は遅れてしまいそうなのか、なぜ今お金がないのか、そして、いつなら払えそうなのかを伝えることで、カード会社が配慮してくれる可能性が高まります。
ただし、中小のカードローンの場合は、容赦なく取り立てに来る場合もありますので、できれば、アコム、プロミス、アイフル、SMBCモビット、そしてレイクなどの大手のカードローン、もしくは銀行で借りるようにしましょう。
大手のカードローンなら、無謀な取り立てはありませんし、休日夜間問わず電話がガンガンかかってくるようなこともありません。

カードローンは借金です。借りたものは必ず返すのが社会のルールですので、しっかりと返済計画を練りましょう。借りるときには、返済の分も考慮した金額を借りると良いと考えられます。学生のうちからカードローンを借りて、返さないと、困るのは自分です。ペナルティを受けないよう資金計画をしっかり立てて、だらしない生活を送らないようにしましょう。