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株?FX?資産を手堅く増やすしたい人におすすめの国債運用

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投資に興味を持っている方は多いですが、投資にはリスクがつきまとうため初心者には敷居が低いとは言えません。しかし、リスクを低くして資産を手堅く増やしたいという方には国債がおすすめです。ここでは国債の内容、他の金融商品との違いや国債の選び方などを紹介します。

主な投資商品の種類

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債券

債券は国や企業などがお金を借りるために発行する有価証券といえるでしょう。債券の額面価額は変動することなく、償還日にはその額面価額を受け取れ一定期間ごとに決った利息を受け取ることができる比較的リスクの低い投資商品です。

もちろん国や企業が債務不履行に陥れば投資したお金は戻りませんが、額面の金額が変動することがないので比較的安全と考えられています。

債券には、国の国債、地方公共団体の地方債、民間企業の社債などがあります。

株式

株式は企業が投資家から出資してもらうために発行する有価証券です。そのため株式には決められた償還日や利払いはないですが、投資家が株式を保有していれば企業の業績に応じて一定期間ごとに配当が得られます。また、株価が購入価額より上昇して売却すれば売却益で儲けられるというメリットがあるのです。

投資信託

投資家が自分で投資商品を決め購入するのでなく、運用のプロにそれを任せるのが投資信託です。投資家はお金を委託会社に渡しそこの運用のプロに投資と運用をしてもらうわけです。委託会社は投資家から集めたお金で株式、債券や不動産などに分散投資してリターンを目指しています。

株式なども含められており元本保証もされないので、リスクは低いとは言えないでしょう。

FX

FXとは外国為替証拠金取引のことで、取引業者に証拠金を預けて、円と外国通貨、外国通貨同士の為替取引を通じた差金を狙う取引です。例えば、1ドルを100円で購入して、為替レートが1ドル110円の円安ドル高になったときに売却して10円の差益を狙います。

FXでは証拠金の範囲で取引を行いますが、預けた証拠金でその何倍もの額で売買ができる信用取引なので少ない資金でも大きなリターンが狙えるのが魅力といえるでしょう。しかし、為替の変動が大きくなり差損を出せば大きな損失を被る恐れのあるハイリスク・ハイリターンの投資商品といえるかもしれません。

手堅く投資したい方には国債がおすすめ

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国債が手堅い投資商品である理由

国債は国が保証する債券なので、その国が債務不履行にならなければ投資家は購入した国債の額面価額のお金を受け取れるわけです。

社債もその発行企業が債務不履行に陥らなければ購入した社債の額面価額のお金を受け取れますが、国に比べて企業のほうが債務不履行に陥る可能性は高いでしょう。

株式やFXが儲かりにくい理由

株式投資やFXを行っている人で5年ほどの期間で継続して利益を出している人は1%ほどで、もっと短期間でも10%くらいの人しか儲かっていないといわれています。これらの数字の信憑性は高くないかもしれませんが、インターネット上の投資家の意見を見ると損している方が多いというのは否定できないでしょう。

h6その株式投資やFXが儲かりにくいという理由は、株式も通貨も価格変動があり、しかもその変動のばらつきが大きいという点が挙げられるかもしれません。

株価の変動により投資に対するリターン(収益率)も変動しますが、投資家にはその変動幅が大きい、すなわちばらつきが大きいほどリスクが高いといえるでしょう。このばらつきを表す指標が標準偏差であり、株式や債券の値は次のようになっています。

 

リターン(%) 標準偏差(%)
国内株式 1.8 22.48
国内債券 3.0 6.5


*平成24年のGPIFの中期計画変更の資料より

国内株式で想定された標準偏差は22.48%なので、統計学的に見て68.3%の確率でリターンは27.28%~-17.68%リターンの範囲に収まる可能性があります。

国内債券の標準偏差は6.5%なのでリターンのばらつきは9.5%~-3.5%になります。つまり、株式よりも国債のほうがより安全な投資商品といえるわけです。また、個人が国債を購入して償還日まで保有していればリターンがマイナスになることはありません。FXの場合、市場全体の収益率を図るのが困難なので、標準偏差の代わりに変動率(年間値幅÷年初始値)でリスクの度合いを判断するとよいかもしれません。例えば、平成24年の円/ドルの年間変動率は14.0%ほどで、最高86.78円、最低76.02円、変動幅10.76円になっています。

もし1ドル100円の時に1万ドルの買いを入れ、レートが1ドル110円になったときにその1万ドルを売れば10万円の差益が得られるわけです。

しかし、円高側にレートが振れて1ドル90円の時にすべてを売れば10万円の差損が発生することになります。

h6また、FXは証拠金の金額に基づいて取引が行われますが、実際の取引可能額は証拠金の何倍もの額まで可能なので、10万円の証拠金でも100万円の取引が不可能ではありません。つまり、より少ない資金で大きな取引ができ大きなリターンを得られる一方、大きな損失を被る可能性もあるというわけです。

国債を選ぶ判断材料は?

国債はリスクが比較的少ないというものの、国が財政的に破綻状態になればその国債は価値がなくなるかもしれません。そして、その国債のリスクを判断する指標として、ムーディーズなどの格付け会社による国債の格付けが利用されています。

例えば、ムーディーズの格付けはAaa~A、Baa~B、Caa~C、として示され、Aa~Caaまでは1,2,3の数字が加えられた3段階で表現されています。Aaaが最も信用リスクが低く、Caaは信用リスクが極めて高い、といった内容で評価されるのです。

また、格付け会社による格付けを利用した下表のような国債のラングキングが投資の判断材料になるかもしれません。

 

ランク 格付け
1位 ドイツ・ルクセンブルグ・オランダ・オーストラリアなど10カ国 Aaa
2位 米国 Aaa
3位 オーストリア Aaa
4位 英国 Aa1


*http://lets-gold.net/sovereign_rating.phpの「格付け一覧 世界の主要国」(2016年3月31日)より

格付け会社の評価は絶対的なものではないですが、投資の専門家による評価なので一定の判断材料になるでしょう。

日本の国債がよいという方には?

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日本の国債がよいという方には個人向け国債がおすすめです。なお、個人向け国債には、償還期間が最長10年の変動金利タイプ、3年、5年の固定金利のタイプがあります。

中途解約が可能!

一般的な債券は満期までの保有が条件なので中途解約ができません。もしどうしてもお金が必要になった時は債券を市場で売却するしかないですが、その債券の市場価値が低いと売却損を被る恐れがあります。

しかし、個人向け国債は中途換金調整額という費用がとられものの中途解約が可能なので市場で売却する手間や大きな売却損を心配する必要がありません。

個人向け国債は小口で手軽に購入できる

個人向け国債は1万円以上、1万円単位から購入できます。1万円という額なので、投資の初心者でも始めやすいのではないでしょうか。

個人向け国債の購入窓口には証券会社のほか、銀行、ゆうちょなど多くの金融機関があるので手軽に購入できるでしょう。

市場金利が上昇しそうな場合は変動金利タイプがよいかも

10年の変動金利タイプは10年国債の基準金利に応じて金利が半年ごとに変動する国債で、購入後市場金利が上昇すればより高い利払いが期待できます。

なお、個人向け国債の金利は次のようになっています(平成28年3月15日発行分)。

 

10年の変動金利タイプの金利

0.05%

5年の変動金利タイプの金利

0.05%

3年の変動金利タイプの金利

0.05%