お金、節約に関する寄稿

うつ病を節約しながら治す方法とは?~体験者がその中身を語ります

 

竜胆堂竜胆堂
ライターをしている竜胆堂です。
私がうつ病の闘病中に行った節約生活について記しています。
傷病手当金や自立支援医療など、知らないと損をする制度もあるのでぜひ知っておいてください。

一度うつ病になってしまうと、年単位での休息、療養が必要になってしまいます。
そのためには安心して休めるとともに先立つものが必要になります。

そうお金が必要なのですが、働けない状態ですので入ってくるものがありません。
したがって節約生活をしなければいけないのですが、細かいことに気を付けられなくなってしまうのがうつ病です。
節約マニュアルなんて読めないんです。

そこで、実際にうつ病の闘病をして節約生活を行ったことがある筆者が自分の体験も踏まえて、うつ病でも可能な節約について考えてみたいと思います。

大前提はしっかり休む

うつ病の時の大前提は、無理を決してせずにひたすら寝ていることです。

「何かしなければいけない」ということがNGなので、気のすむまでひたすら横になってください。
一人暮らしの方は実家に帰ってご家族に身の回りのことをやってもらってもいいでしょう。その方が節約にもなりますしね。

医師の指示のもと薬を飲みながらひたすらゆっくりすることが第一です。
起きたいときに起きて寝たいときに寝る、最初はそれで全然かまいません。
とにかく疲れた脳を休息されるのが大事です。

傷病手当金を受給する

当面の生活費ですが、皆さんが入っている健康保険組合に申請して、傷病手当金をもらいましょう。
今もらっている月給の3分の2が保険として支給されます
所得ではないので税金はかかりませんし、申告の必要もないです。

最初の手続きと毎月の申請が大変で、本当に症状がきついときは申請書に書くだけでも大事ですが、これがあると全く療養生活が変わってきます。
もらえる期間は、申請してから1年半です。

受給後復職、→症状が悪化して再休職になると最初の申請から1年半なのでもらえなくなる可能性があります。1月1日に受給開始したとするともらえるのは翌年6月30日までで、途中復職などは関係なく期間は進行していきます。
働けない人がもらうものですから復職するとその間はもらえず、最初にもらったときから1年半経過で権利は消滅します。
したがってこれをもらって生活の心配がいらない中でじっくり治すしかありません。

職場の休職可能な期間を確認しておくといいでしょう。
なお、休職期間経過後、回復しなくて退職してしまった場合、退職しても、もらい始めてから1年半までなら傷病手当金はもらえます。

つまり、会社の休職期間が1年しかない場合、それで治らずに退職した場合も、退職後6か月間は傷病手当金が出ます。
1回だけの権利ですが(厳密には複数回もらえるケースもありますが)、これを利用しないといけないくらいうつ病は厄介なものだと思います。

薬は安易にジェネリックにしない

ジェネリック薬にした方が節約になるではないか、と思うでしょうが、ジェネリック薬と先発薬の効果は100%同じではありません。
風邪薬やイソジンならばジェネリックで十分ですが、抗うつ薬や抗不安薬などうつ病の人向けの薬の場合、脳に直接作用しますから、小さな違いが脳に影響して症状が改善しないこともあります。

医師によく相談してジェネリックに変えてもいいのか、効果が確実な先発薬で行くのかを決めてください。
ジェネリック薬で副作用が出たり効果が弱かったりしたら、また薬を変えたり飲む期間が長くなったりするので、うつ病の回復にもよくないですし、節約にもなりません。

自立支援医療(精神通院)を利用する

先発薬の場合高いですし、うつ病の治療だと何種類も薬を飲んでいる人もいるでしょう。
薬代はバカになりません。
ジェネリック薬に変えて薬価を下げるのではなく、「自立支援医療(精神通院)」の制度を使いましょう。

厚労省HP

自立支援医療を使うと

  • 診察費
  • 薬代

が1割負担で済みます。

精神科(うつ病治療)にかかわる部分ですが、金銭的な負担が3分の1になるのは大きな節約になります。
さらに、所得が低い人は毎月の上限額(2500円~10000円)以上かかった分は無料になります。

療養するほどうつ病が重くなっている人ならば問題なく利用できます。主治医に聞いてみてください。

さらに所得が低い人は、診療費、薬代が実質無料になることもあります。診察、投薬を節約するのではうつ病は治りません。だから安心して治療を受けられるよう金銭的な負担を減らせる制度が重要なのです。

ついでに他の薬も処方してもらう

自立支援医療の対象になるのは抗うつ剤や抗不安薬、睡眠薬、それらの副作用を抑えるための薬ですが、精神科では他の薬を処方できないということではありません。

風邪薬や胃薬、アレルギー薬、湿布薬などあまり副作用がない薬であれば、精神科医でも処方してくれるはずです。もちろん、精神科ですから喉を診たり、処置したり(薬を塗る、点滴をする)することなどはできないところが多いとは思いますが、せっかく定期的に病院へ通っているのですから、ついでにもらえるものはもらってしまいましょう。

すでにうつ病の薬を処方されているのですから、投薬の診療報酬は変わらないはずで、要は通常のうつ病の診察と同じ料金で他の薬も出してくれるはずです。

太陽に当たるために歩く

ウォーキング、散歩をできる範囲で行ってみましょう。
起き上がるのがつらいときは無理して行う必要はないので安心してください。

歩くだけならばタダですし、外を歩くことはうつ病の改善にいいんです。

太陽の光がセロトニンを生成する

太陽の光に人間が当たると、脳で「セロトニン」の生成が促されます。
ご存知のようにうつ病は脳からセロトニンが分泌されなくなることによって引き起こされる病気だと言われています。
その足りなくなったセロトニンの生成に日光が役に立つのですから、散歩は回復への近道です。当然回復が早ければ節約になります。

有酸素運動が体にいい

セロトニンの生成とともに、30分以上歩くことで有酸素運動が活発になり、体へ酸素が行きわたりうつ病で機能が低下していた各器官へ効果的に作用します。
全身をエネルギー、潤滑油が駆け巡るようになるということですね。これはうつ病の回復にとって良いことだと思います。

結局、お金がかからず節約しながらご自身ができる範囲で運動ができ、セロトニンの分泌も助けるウォーキング、散歩が最強ということになります。

コンビニはむしろ使うべき

コンビニは高いから節約にならないと思われがちですが、私はコンビニを活用しました。確かに1つ1つの単価は高いのかもしれませんが、スーパーに行くことができないような病状では、這ってでも行くことができるコンビニが命網になります。

私が買っていたのは以下のようなものです。

  • 100円のチャーハン
  • 100円のうどん(3玉)
  • 100円の焼きそば(2玉)
  • 40円のもやし
  • 60円のコロッケ
  • 100円の1lジュース

とりあえず、これだけあれば死ぬことはありません。スーパーと比較して最も差がないのがこちらの商品であり、買っても十分に節約できます。うつ病の回復のためにはとにかく食べることが大事ですので、安くてカロリーが高いものを食べるのは理にかなっています。

このようなことを心がけることで、節約しながらうつ病の回復につなげることができると思います。焦らずとにかくじっくりと時間をかけて治すことが大切です。

うつ病を節約しながら治す方法とは?

  • 傷病手当金を受給する
  • 自立支援医療を活用して1割負担にする
  • 精神科で他の薬も処方してもらう
  • タダなのでよくウォーキングしてみる
  • コンビニは使っていい
  • とにかくしっかり休息をとる

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この記事を書いた人

竜胆堂竜胆堂
元うつ病で退職→闘病した現役ライターです。
得意分野は「婚活」「アニメ」「メンタルヘルス」など。
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