カードローンとフリーローンの違いって分かりにくいですよね。

フリーローンは主に銀行で取り扱いされている多目的ローンのことを指します。

 

同じローンのように見えますが、実は根本的なシステムから異なるローンなのです。

フリーローンはカードローンのように、限度額枠内で自由に入出金することはできません。

 

また使い道も事前に提示する必要があり、名前と違ってカードローンより制約が多いローンとなります。

一方でカードローンより低金利で利用できるケースもあり、必ずしもカードローンより劣るというわけではありません。

 

ここではカードローンとフリーローンの明確な違いから、金利面や審査面などについて詳しく解説していきましょう。

今後カードローンかショッピングローンを使おうと検討されている方は、もしかするとフリーローンの方がお得になるかもしれません。

 

ぜひ参考にしてみてくださいね。

■カードローンとフリーローンは違うもの?

「どうしても手に入れたいものが見つかったけど、手持ち金じゃ手が出せない」という経験をしたことがある人は多いと思います。

そんなときに役立つのがローンですよね。

 

一般的にプライベートで利用されるローンとしては「カードローン」か「フリーローン」が代表的。

どちらも目的に応じて借入することができて、原則誰でも申し込みできます。

 

ただこのカードローンとフリーローンを「どっちも同じローンではないの?」と疑問に感じる人も少なくないのではないでしょうか。

実はカードローンとフリーローンは、根本的にシステムが違うタイプのローンなのです。

◆カードローン

カードローンは契約時に限度枠が設定され、その限度枠内であれば自由に入出金を繰り返すことができます。

使い道も事業性を伴わなければ原則なんでもOKです。

◆フリーローン

フリーローンの場合はカードの発行などがありません。

使い道は原則自由ですが、何に使うつもりなのかは契約時に証拠書類(見積書など)を提出する必要があります。

 

そして後から追加融資を受けることもできず、その都度必要な金額を借りるための審査を受けなければなりません。

銀行によっては多目的ローンとも呼ばれていますが、基本はフリーローンと同じ商品です。

■カードローンとフリーローンの違い

カードローンとフリーローンはカードの有無や追加融資だけでなく、返済方式や必要書類・金利の計算式などすべて違います。

そこで2つのローンを表にして、それぞれの違いをわかりやすくまとめてみました。

基本的な違いは上記の表の通りです。

カードローンとフリーローンで大きく違うのは、下記のポイントになります。

・追加融資が不可という点

・自由に入出金ができないという点

・標準金利の数値

返済方式に関してはカードローンの場合、大半の銀行や消費者金融でリボルビング方式が採用されています。

 

金融機関によっては元利込定額返済や元金定額返済も選択可能です。

フリーローンはほぼすべて共通で「元利均等返済」となります。

■カードローンの具体的なメリット・デメリット

まずはカードローンのメリットとデメリットについて詳しく掘り下げておきましょう。

◆メリット

・限度枠の中でならいつでも自由に入出金することができる

・使い続ければ信用情報の評価が上がり、将来的に低金利契約ができる

・申し込みから融資・カード発行までが早い

・使用用途が原則自由

・手続きが簡単

◆デメリット

・目的が不明確なので、契約当初の金利は高い

・当初の使い道が決まっていないと、限度枠が低くなりやすい

・返済と借入を繰り返すと、完済まで長期化しやすい

・郵送物がある

 

カードローンの主なメリットとデメリットは上記の通りです。

手軽さと利便性を優先するのなら、フリーローンよりカードローンの方が向いています。

■フリーローンの具体的なメリット・デメリット

フリーローンを利用する際のメリットとデメリットも同じように深堀しておきましょう。

◆メリット

・標準金利が低い(6%前後)

・追加融資がないので確実に返済できる

◆デメリット

・契約時に設定した使い道以外に使えない

・追加融資ができない

・原則一括返済ができない

 

フリーローンの主なメリットとデメリットは以上のようになります。

カードローンに比べると全体的に融通は利かないと考えていいでしょう。

ローンの使い道が決まっており、それ以外に利用する予定がないのであれば、フリーローンの方が圧倒的に低金利で融資を受けられます。

 

ローンの使い道が多岐に及ぶ場合は、フリーローンよりもカードローンを選択するべきでしょう。

■こんな人はカードローン

カードローンはその名の通り、カードを利用して自由に入出金できるのが特徴です。

また審査速度・融資速度も他のローンを圧倒しており、契約に必要な書類や手続きも最小限で手軽に利用できます。

 

金利は目的型ローンと比べて当初は高めになるのが一般的です。

 

以上の特性から自身の預金口座とは別に非常用口座として、いつでも利用できる現金を持っておきたいという人にはカードローンをオススメします。

■こんな人はフリーローン

フリーローンは多目的ローンとも呼ばれており、申し込む際の使い道は原則自由です。

ただカードローンのようなカードはなく、申し込んだときに可決された使い道でしか使えません。

 

同時に追加融資は受けられないので、1度借入したお金を一方的に返済し続けることになります。

途中入出金がないため、確実にスケジュール通りに返済できるのはフリーローンの強みです。

 

また使い道が明確な状態での貸し付けを行うので、標準的な金利はカードローンの半分以下になります。

以上のような特性から、旅行や結婚式・入学式など特定の利用用途のみにローンを使いたい人には、フリーローンをはじめとした目的型ローンがオススメです。

 

■利便性が高いオススメのカードローン

最後にカードローンの中でも金利が低く、使い勝手がいい商品をご紹介しておきましょう。

 

初めてカードローンを利用するのであれば、最大手の三菱東京UFJ銀行「バンクイック」か、楽天銀行「楽天スーパーローン」がオススメです。

 

金利が低く、最短即日審査・即日融資にも対応しています。

下限金利に限らず、上限金利も相場としては低金利に分類されるカードローンです。

◆バンクイック

三菱東京UFJ銀行が直々に発行しているカードローンです。

1.8%~14.6%という低金利を提供し、なおかつ最短即日審査・即日融資を実現しています。

 

学生や専業主婦であっても、配偶者及び保護者が継続的かつ安定した収入を得ている人であれば申込み可能です。

三菱東京UFJ銀行店舗内に設置されている「テレビ電話」を利用すれば、申し込んだその場で審査結果が出ます。

 

それで可決なら、その場でカードの発行及び受け取り手続きが完了です。

これだけの商品スペックと対応スピードを実現できているのは、最大手銀行だからこそではないでしょうか。

 

◆楽天スーパーローン

 

楽天銀行が提供している直轄カードローンが「楽天スーパーローン」です。

バンクイックと同等の金利でありながら、800万円という高額融資にも対応しており、非常にオールマイティ。

 

原則即日審査・当日融資ですが、場合によっては融資に2~3日かかるケースもあるようです。早ければ当日中に融資が受けられます。

なお、バンクイックのように自動契約機などは設定されていないため、当日中にカードを受け取ることはできません。

◆オリックス銀行カードローン

金利 限度額 審査時間 収入証明書類
1.7%~17.8% 最高800万円
保証人 パート・派遣・アルバイト 融資スピード 来店の必要
不要 審査対象(主婦は可)※2 審査後即時

条件

1. 契約後(カード発行後)

2. 登録口座、または振込専用口座としてジャパンネット銀行を登録

※両方とも満たしていれば、即時振込サービスが利用可能。

なし・WEB完結

※2:主婦の方でも、パート、アルバイトによる安定した収入がある場合はお申込み可能です。

オリックス銀行が提供しているカードローンです。

はじめにお伝えしておきますが、オリックス銀行カードローンは初めて契約する人には向きません。

 

下限金利は1.7%と楽天やバンクイックよりも低いのですが、上限金利は17.8%と消費者金融と変わらない水準です。

初めての利用だと上限に近い金利を設定される可能性が高いため、それらの方にはオススメできません。

 

■まとめ

フリーローンとカードローンの明確な違いは、ローンカードの有無と言っていいでしょう。

最近はカードレスタイプの業者も出てきていますが、原則ローンカードがあることで、随時お金の入出金を行うことができます。

 

この記事を参考にご自身に最適なローンを利用して、無理のない返済計画を立ててくださいね。