このページをご覧の皆さんは、お金の増やし方についてお調べではないでしょうか?

お金を増やす方法はいろいろありますが、1つだけ実践してもなかなか簡単には増えません。

ここでは、それぞれの方法を紹介しながら、比較していきたいと思います。

お金を増やす方法として思い浮かぶものは?

お金を増やす方法として思い浮かぶのは、大きく分けて次の5つでしょう。

  • 収入を増やす
  • 支出を減らす
  • 貯蓄
  • 投資
  • ギャンブル

この中で一番簡単なのは、「支出を減らす」ことです。
支出を見直すことで、嗜好品の無駄遣いや保険の見直しにつながります。

過度な節約はストレスになりやすいので、そうならない範囲内で取り組んでいきましょう。

反対にもっとも難しいのは、「収入を増やす」ことでしょう。

転職をするにしても、相手があることなので、必ずしも収入がアップするとは限りません。

また、ダブルワークをするにしても、体力や時間に限りがあるので無限にできるわけではありません。

基本的には、資金がないのにお金を増やそうと思ってもまずできません。

上に書いた2つを実践した上で資金を作り、それらを元手に貯蓄や投資に回して増やしていくことが大切です。

このうち、ギャンブルについては後ほど詳しく説明いたしますが、お金を増やす方法としてはあまりおすすめできる方法ではないので、上の4つについてそれぞれ実践できる方法をお伝えしていきましょう。

収入を増やす

手持ちのお金を増やすために必要なのが、まず元手となる資金です。
資金を作るために大切なのが、使えるお金を少しでも増やすこと。

そのために手っ取り早いのは、収入を増やすことではないでしょうか。

サラリーマンなど普通に働いている人が収入を増やそうと思ったら、次の4つの方法があります。

  • 転職・独立起業する
  • 副業をする
  • 不労所得を得られる仕組みを作る
  • 不用品を売る

ここでは、それぞれについてメリット・デメリットも含めて考えていきましょう。

転職・独立起業する

仕事でしっかりと成果を出してきた人、職務経験を積んできた人が収入を増やしやすい方法として転職があります。

現在では終身雇用制度も少なくなってきており、転職することも当たり前になりつつあるので、以前と比べて抵抗を感じる人も少ないでしょう。

実際、有効求人倍率も年々改善されており、全体では1.75倍、転職支援サイトでは2.7倍になっていることもあります。

ところで、転職といえばハローワークを思い浮かべる人も多いかもしれませんね。

しかし、ハローワークは無料で掲載できることもあり、玉石混交になりやすいようです。

そのため、年収アップを目指して行った転職で、逆に収入減となることもありえます。

また、次の会社が決まらないうちに退職してしまうと、一気に無収入となるため、収入の低い仕事に手を出してしまいがちなので注意が必要です。

その他、未経験の職種・業界に転職を考えている場合、一般的な傾向として30歳前半までがそのデッドラインとなりやすいので注意してください。

基本的には、仕事に直結しそうな資格をとって、スキルアップを図りながら転職活動を行っていくのがいいのではないでしょうか。

もし、転職を考えている人がいたら、自分のキャリアを棚卸した上で、リクルートキャリアやDODAなどの転職支援サイトを利用して探していくことをおすすめします。

あなたがビジネスのアイディアを持っていて、大きく稼げそうというのであれば、独立起業するという選択肢も入ってきます。

難易度 ★★~★★★★★
メリット ・しっかりとキャリアを積んできた人であれば、年収アップにつながる可能性が高い
・アイディア次第では、大きく稼ぐことができる可能性がある
デメリット ・選び方を間違えると、年収減につながることがある
・独立起業した場合、開業資金の他に当面の生活費も必要となる

副業をする

転職・独立起業は、給料を増やしたい時に使える方法です。
中には、「給料以外に収入の柱を」と考えている人もいるかもしれません。

給料以外に収入の柱があると、万が一会社が倒産したとしても、収入が途絶える心配がないというメリットがあります。

この、「給料以外に収入の柱を作りたい」という人におすすめなのが副業です。

最近は、インターネットの普及によってほぼ0円でできる副業が増えてきました。

例えば、クラウドワークスなどのクラウドソーシングを使うと、高度な技術を要するものから、誰にでも簡単にできる仕事まで様々な種類の仕事があります。

その他、悩み相談や文章作成などのスキルを個人間で売買するココナラというサイトも、最近人気が出てきています。

メールアドレスやfacebookなどのSNSアカウントがあれば、数分で登録できるので、副業をやってみたいと思われる方はぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。

その他、自分の得意分野があればアフィリエイトサイトを開くという方法もあります。

報酬を得られるまでが大変ですが、基本的にはレンタルサーバー代(月額500円~1,000円程度)のみでできるので、資金はあまり必要ではありません。

難易度 ★~★★★
メリット ・登録は誰にでも簡単にできる
・アンケートなど簡単に取り組める仕事もある
・うまく稼ぐことができれば、本業にできる
デメリット ・ある程度の金額を稼ぎたいと思ったら、それなりの作業量・スキルが必要
・売上金額によっては、振込手数料がかかる場合がある

不労所得を得られる仕組みを作る

不労所得というと難しく聞こえるかもしれませんが、実は手持ちの資産で作ることも可能なのです。

例えば、マイカーを持っている人であれば、乗らない時間帯に車を登録しておくことで、カーシェアリングでお金を得ることができます。

その他にも、ブログサイトを作ってアフィリエイトを行うことで報酬を得る方法や、中古マンションを購入して家賃収入を得る方法もあります。

難易度 ★~★★★★★
メリット ・方法によっては、ほとんど資金なしで実践できる
・お金がうまく増えてくると、さらに所得が増える場合もある
デメリット ・利用する人がいなければ、収入にならない
・方法によっては、労力の割に収入が少ないことも

不用品を売る

ヤフオクやメルカリなどを使って、オークションサイトで不用品を売ることでお金を得ることができます。

もしくは、ブックオフなどが行っている宅配買取サービスを利用することも可能です。

ヤフオクやメルカリは思わぬ高値がつくこともあるので便利な面もありますが、自分で出品する手間が面倒という方もいらっしゃるかもしれません。

そういう場合は、宅配買取サービスを利用するといいでしょう。

買取価格としては少し下がってしまうものの、ダンボールに詰めて送るだけなのでかなり簡単です。

難易度
メリット ・オークションサイトに出品するだけと簡単
・思わぬ高値がつくこともある
・宅配買取であれば、ダンボールに詰めて送るだけでOK
デメリット ・すぐに落札されない場合もある
・落札から入金までタイムラグがある
・宅配買取は、オークションと比べると買取価格が低くなりやすい

支出を減らす

お金を増やす方法の第一歩は、まずある程度の資金を貯めておくことです。

しかしながら、収入を増やして使えるお金を増やしたところで、支出が多いのであればお金が貯まるようにはなりません。

貯金を少しでも増やすためには、「出ていくお金をできるだけ少なくする」ことにつきます。

ここでは、支出を少しでも抑えるためにできることを紹介していきましょう。

固定費を見直す

毎月出ていく固定費には、水道光熱費や通信費があります。
その他、保険に入っている人であれば、毎月の保険料も固定費です。

そういったお金について、極力ムダな電気は使わないようにする、ムダな保険のオプションに入っていないかなど見直してみましょう。

意外とムダなものは見つかりやすいもの。

ストレスにならない範囲で見つけてみてください。

難易度
メリット ・ムダを見直すことで、生活の中のいらないものを極力減らすことができる
デメリット ・過度な節約はストレスになりやすい

その他の出費を見直す

生活していく中で、日々何らかの買い物をしていることと思います。
その時にもらうレシートは、捨てずに取っておきましょう。

その時にレシートを見直して、いらない買い物がなかったかどうかチェックしてみてください。

そうすることで、ムダな出費を減らす効果につながるので一石二鳥です。

難易度
メリット ・ムダを見直すことで、生活の中のいらないものを極力減らすことができる
デメリット ・過度な節約はストレスになりやすい

複数の口座を持つ

収入の入り口を増やし、支出を減らすことが、お金を増やす方法の第一歩です。
だた、これだけでは不十分。

お金を増やすためには、あと一つ大切なことがあります。
それは、収入・支出を一まとめにしないこと。

つまり、給料などの振込口座と、生活費決済口座を同一にしないことが大切です。

同一にしてしまうことで、収入と支出の関係がごちゃ混ぜになってしまいます。

そこでおすすめなのが、複数の口座を持つこと。

3つないしは、4つの口座を持っておくといいでしょう。
内訳は、下記のとおりです。

①給与振込用の口座
②生活費決済用の口座
③副業収入振込用の口座
④貯蓄専用口座

※③については、一切手をつけずに全額貯金するのであれば④で兼ねてもいいでしょう。
※複数の副業をしていて、報酬を分けたい場合は別に口座を作ってください。

イメージとしては、下記のようになります。

・給与が振り込まれたら、水道光熱費などの固定費を②に振り返る。
・毎月の給与から、あらかじめ決めておいた金額を④に資金移動する。
・副業収入が入ってきたら、④に資金移動する。

複数の口座を持つことで、お金の流れを把握することができるので、この方法は強くおすすめします。

同じように、財布も3つ持つようにするといいでしょう。
具体的には、次のような感じになります。

①お札を入れておく財布
②小銭入れ
③レシートを入れておく財布

難易度 ★~★★
メリット ・口座や財布を見るだけで、おおよそのお金の流れが把握できやすい
デメリット ・あまり多くの口座を持ちすぎると、管理が大変になりやすい
・「後から補填すれば」と思って、使ってしまうことが多い

外食を減らして自炊にする

「弁当男子」という言葉に代表されるように、最近では昼食をお弁当にする人が男女を問わず増えています。

外食を減らして自炊(お弁当)にする効果は意外と大きく、「1年で20万円の節約になった」という人もいるようです。

既婚者であれば、栄養バランスを考えて作られることが多いので、外食ばかりしていた頃と比べて健康になったという人も多くいらっしゃいます。

書店に行くと、様々なお弁当のレシピに関する書籍が売られています。

その他、ネットでもお弁当をテーマにしたサイトがあるので、独身の方もそういったものを参考にして作ってみてはいかがでしょうか。

難易度 ★★~★★★
メリット ・外食が多い人にとっては、大きな節約効果が期待できる
・栄養バランスも考えると、健康になる可能性もある
デメリット ・レパートリーが少なすぎると、飽きてしまう

貯蓄

ある程度資金が貯まってきたら、すべてを投資に回すのではなく、貯蓄に回すものと投資に回すものに分けておくことが大切です。

分けておくことで、どちらかがダメでもどちらかでカバーすることができます。

半分を貯蓄に、もう半分を投資に回すことができれば理想的ですね。

貯蓄には円建てのものと外貨建てのものがあります。

ここでは、貯蓄でできることをいくつか紹介していきたいと思います。

円建て

円建てとは、文字通り日本円で預金することです。
円建ての場合は、7つの手段があります。

  • 円普通預金
  • 円定期預金
  • 自動積立定期預金
  • 仕組預金
  • 財形貯蓄
  • iDeCo(個人型確定拠出年金)
  • 保険

貯めておいたお金をすべてに回すには難しいと思いますが、いくつかと組み合わせておくと、いざというときの助けになるでしょう。

それぞれについて、説明していきましょう。

円普通預金

一番お手軽な貯蓄方法になります。
給料の振込口座から、貯蓄用の口座に資金移動するだけで簡単にできる点が魅力です。

難点は金利が格段に低いこと。

その金利は、0.001%~0.02%まで様々です。

ただし、東京スター銀行は給与振込口座に指定していたら0.10%、イオン銀行ではイオンセレクトカードを保有していれば同じく0.10%が優遇金利として適用されるので、条件を満たしている人はお得になります。

いざという時のために、ある程度残しておくことは必要とはいっても、利息はあまり大きくないので、普通預金に残しておく銀行はそんなに気にしなくてもいいでしょう。

難易度
メリット ・貯蓄用口座の普通預金に入れておくだけなので、誰にでも簡単にできる
・元本が保証されている
デメリット ・超低金利時代なので、利息は少なくなる(通常時:0.001%~0.02%、優遇金利:0.10%)

円定期預金

定期預金とは、預入期間や満期日を設定しておいて、普通預金よりも高い金利を受け取ることができる預金です。

元本が保証されていることから、「金利があまりつかなくても取りあえず」という感じで預けている人も多いのではないでしょうか。

預入期間が長ければ長いほど金利が高くなることが特徴。
最短1ヶ月から最長10年まで預け入れができます。

金利は銀行によって異なります。
ソニー銀行を例にすると100万円預け入れた場合、下記の通りです。

預入期間 金利
1ヶ月 0.010%
3ヶ月 0.010%
6ヶ月 0.150%
1年 0.150%
2年 0.020%
3年 0.020%
5年 0.020%
7年 0.020%
10年 0.020%

円定期預金を使う場合は、金利が上昇傾向の時は1年以内など短めなものを、金利が下降傾向の時は3年や5年など長期のものを選ぶといいでしょう。

なお、大半の銀行で規定により中途解約ができないので、預け入れる際はしっかりと検討した上で選ぶようにしましょう。

難易度 ★★~★★★
メリット ・普通預金よりは高金利
・定期預金の中ではローリスク
・元本が保証されている
デメリット ・原則として、中途解約はできない
・中途解約をした場合は、利息を受け取れない

自動積立定期預金

自動積立定期預金とは、あらかじめ金額や満期日などを決めておき、口座から一定額を引き落として、毎月積み立てていく方式の定期預金のことです。

ゆうちょ銀行や全国の銀行・信用金庫で利用できます。

例えば、副業用の収入振込口座に毎月3万円収入があったとしたら、振込日の翌日に15,000円積み立てるといった使い方も可能です。

自動積立定期預金には、自由型(積立期間の設定なし)と目標型(最長3年まで設定可能、別称:期日指定定期預金)があり、どちらでも好きなように設定ができます。

ただし、期日指定定期預金の場合、最初の1年間は預金の引出し・解約ともにできないので注意が必要です。

積立の最低金額は銀行ごとに異なり、ゆうちょ銀行では1,000円から、みずほ銀行やイオン銀行では5,000円から、三菱UFJ銀行では10,000円からなどのように違いがあります。

自動積立定期預金は、都市銀行などでは0.010%と低金利のところがほとんどです。

しかしながら、最近ではネット銀行でも取り扱っているところが増えており、イオン銀行では年0.150%、楽天銀行では年0.08%、ソニー銀行では年0.050%(1年)と高金利の銀行が増えています。

あまりこだわりがないなら、高金利のネット銀行に資金移動して積み立てていくのもいいかもしれませんね。

無理のない範囲から始めていくことが大切です。

難易度 ★~★★
メリット ・自動積立なので継続しやすい
・任意の積立額・引落日を設定できる
・満期を設定できる(最長3年)
デメリット ・期日指定定期預金の場合、最初の1年は引出し・解約ができない
・普通預金よりは高金利だが、多くつくわけではない

仕組預金

仕組預金とは、金融派生商品(デリバティブ)を組み込むことで、通常の定期預金よりも好金利となる金融商品です。

ここでは、都市銀行の三井住友銀行と、ネット銀行大手の住信SBIネット銀行を使って解説していきます。

三井住友銀行の場合は、円定期預金に条件付き為替予約を付加した「プレミアム円定期預金」という商品を用意しています。

3ヶ月間運用を行い、判定日(満期日の2営業日前)の為替相場が円安であれば、3ヶ月後に円で払い戻されます。

一方、円高であれば(予約相場と同一の場合も含む)、外貨(米ドル、ユーロ、豪ドル、NZドルのいずれか)に転換されます。

三井住友銀行の場合は、3ヶ月後に円安であれば為替差益を得られることで、通常の円定期預金と比較した場合の好利回りを実現しているわけです。

一方、円高の場合は外貨に転換することで、同じく好金利での運用を可能にします。

住信SBIネット銀行の場合は、最短1年~最長10年で預け入れを行います。
1年ごとに最大9回見直されるわけです。

通常の定期預金との違いは、延長するかどうかの判断。
判定日(満期日の2営業日前)の市場金利と延長後の金利を比較して、銀行側が行います。

なお、途中解約は原則できません。
解約する場合は、元本割れする可能性があります。

つまり、預入期間を自分で選べず、途中解約が原則できない代わりに、好金利を実現しているわけですね。

住信SBIネット銀行の場合は、金利が毎年一定のフラット型と、延長ごとに金利が上昇するステップアップ型があります。

また、円建てだけでなく外貨建ての仕組預金も用意されているのが魅力的です。

多くの銀行で仕組預金が用意されていますが、どの銀行でも解約できないようになっているため、満期日まで使用予定のない資金で預け入れするようにしてください。

通常の定期預金と比べてリスクはあるものの、投資ほどではないので、「株式等への投資は避けたいが、好金利のものがいい」という人に最適です。

難易度 ★★~★★★
メリット ・定期預金より金利が高い
・多少のリスクはあるものの、投資ほどではない
デメリット ・中途解約は原則できない
・万が一解約する場合は、大幅に元本割れする場合もある

財形貯蓄

財形貯蓄とは「勤労者財産形成貯蓄制度」の略称。

会社を通して銀行や証券会社など財形貯蓄を取り扱っている金融機関等と契約を結んで、毎月の給料や賞与からあらかじめ定めた金額を預金します。

財形貯蓄制度は、企業が提供する法定外福利厚生の一環です。

財形貯蓄には3タイプあります。

  • 一般財形貯蓄(目的自由、積立期間3年以上)
  • 財形住宅貯蓄(マイホーム購入目的、積立期間5年以上)
  • 財形年金貯蓄(老後資金目的、積立期間5年以上)

年齢制限は、一般財形貯蓄にはありません。
一方、財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、55歳未満で1人1契約という制限があります。

その他、一般財形貯蓄は利子部分が全額課税対象(雑所得)です。

財形住宅貯蓄と財形年金貯蓄は、元利合計550万円までは非課税で、利子部分も全額手元に残ります。

給与から天引で貯蓄されるので、知らない間に貯蓄できる点がメリットです。
ただし、「財形貯蓄制度」がなければ利用できないので注意してください。

また、公務員や一般会社員(契約社員・パートも含む)が利用対象ですが、会社役員や自営業者は対象外となります。

難易度 ★★~★★★
メリット ・普通預金より利子が高い
・毎月の給料からの天引なので、知らないうちに貯蓄ができる
・転職先に制度があれば、継続利用も可能
デメリット ・中途解約は原則できない
・会社に制度がなければ利用不可
・会社役員などは対象外となる

iDeCo(個人型確定拠出年金)

「iDeCo(イデコ)」とは、「Individual-type Defined Contribution pention plan」の頭文字を取った言葉です。

金融商品も一つで、「個人型確定拠出年金」と呼ばれています。

つまり、加入者が毎月一定額を積み立てて、定期預金・保険・投資信託などの金融商品で自ら運用を行って、60歳以降に年金または一時金として受け取るという仕組みです。

60歳になるまで、引き出すことはできない金融商品となります。

ただし、1社しか利用できない点、選択した金融機関や運用する金融商品によって、大きく版本割れする可能性があるというデメリットも。

メリットとしては、税制優遇と貯蓄に関するものがあります。

まずは、積立金額全額が「所得控除」の対象となるため、所得税・住民税が節税できるという点。

次に、運用で得た定期預金利息や投資信託運用益といった利子等の所得はすべて非課税となります。

最後は、60歳以降に受け取った時に「公的年金等控除」や「退職所得控除」の対象となる点です。

貯蓄に関するメリットとしては、申し込み時に日本在住で20歳以上60歳未満ならば、原則として誰でも始められるという点。

もし、30歳で始めたとしても、60歳まで30年間一定額を貯蓄し続ける計算となります。

仮に最少年齢(20歳)で積立を開始したとしたら、40年という長期間積立を行う計算となるのです。

これらは、すべて半強制的に掛け金を月々積み立てることになるので、知らない間にお金が貯まる方法といえます。

また、2017年からはiDecoの利用対象者が広がりました。

これまでの利用対象者は、自営業者、企業型確定拠出年金・企業年金が利用できない会社員のみでしたが、これに加えて企業型確定拠出年金・企業年金がある会社員、公務員、主婦にも対象が広がっています。

掛け金拠出については、自由に休止・再開できますが、休止期間中は税制上のメリットが利用できないばかりか、口座管理手数料が発生するので注意が必要です。

難易度 ★★★~★★★★
メリット ・掛け金は全額所得税・住民税の控除対象となる
・定期預金の利子や運用益も非課税
・年金・一時金の受け取りにも、税制上の優遇がある
・始めた年齢によっては、数十年単位で貯蓄ができる
デメリット ・選択した金融商品によっては、元本割れのリスクもある
・60歳をすぎるまでは引き出しができない
・休止期間中も口座管理手数料がかかる

保険

保険といえば、万が一のための保証という側面が強調されがちですが、お金を増やすための手段として利用することも可能です。

「満期金を受け取る」もしくは「解約返戻金を受け取る」という2つのパターンがあります。

払込金額より多くの満期金を受け取ることができる保険商品は、学資保険、個人年金、終身保険、養老保険などがあります。

これらの保険は、加入時期や払込期間によっては、110%~120%の満期保険金が支払われることもあるのです。

解約返戻金についても、場合によっては元金の約140%受け取れる可能性もあります。

お金が必要となるまでは解約せず、金額が上がったタイミングで解約すると効果的でしょう。

難易度 ★★★★~★★★★★
メリット ・保険の種類によっては、払込料金以上の満期保険金を受け取れることがある
デメリット ・満期までの期間が長い商品がある

外貨建て

外貨建て預金の場合は、2つの手段があります。

  • 外貨建て普通預金
  • 外貨建て定期預金

外貨建て預金というのは、日本円を外貨(米ドル、ユーロ、英国ポンドなど)にして、預け入れることをいいます。

つまり、日本円が外貨に変わっただけで、通常の普通預金や定期預金と変わりません。

外貨建て預金は、普通預金・定期預金ともに、円預金より金利が良いという点がメリットです。

また、通常の金利だけでなく、円に戻す時点での為替レートによっては為替差益を得られる可能性があります。

ただし、外貨を円に戻す際は為替手数料が必要となります。

また、預けたときより円高になっている場合は、為替差損になるので元本割れになってしまう場合もあります。

難易度 ★★★
メリット ・為替相場によっては為替差益が出るので、金利に+αがでることもある
デメリット ・円に戻す際は、為替手数料が必要となる
・円高になると為替差損になるため、元本割れのリスクがある

投資

超低金利時代の現在では、預金でつく利子は少ないものとなっています。
それ以上に増やそうと考えると、少しリスクをとる必要もありそうです。

そこで出てくるのが投資。

投資というと、「なんだか怖そう」とか「危なそう」というイメージがあるかと思います。
その他、「まとまった資金が必要そう」というように思う人もいるでしょう。

確かに大きく増やしたいのであれば、それなりの資金(初期費用)を投じなければなりませんが、最近はサービスによっては「100円から可能」というものも出てきています。

全体的に、投資には「元本割れ(元本が投資開始当初より少なくなること)」のリスクがつきまといますが、小さく(少額から)始めていって、少しずつ大きくしていくといいのではないでしょうか。

投資には、このようなものがあります。

  • 株式投資
  • 投資信託
  • 社債・国債(外国債を含む)
  • 純金積立
  • FX・バイナリーオプション
  • 不動産投資
  • ソーシャルレンディング

それぞれについて、詳しく解説していきます。

株式投資

様々な投資商品が出ていますが、その中でもっとも知名度が高いのは「株式投資」ではないでしょうか。

株式投資をわかりやすくいうと、企業が発行している株式を購入して、株価が上がったタイミングを見計らって売って、利益を出すことをいいます。

一般的に「株式を購入する」というと、一単元(100株、1,000株などまとまった数)ごとの購入となるため、それなりの初期投資が必要です。

もちろん、今でも一単元ごとの購入が一般的ではあります。

しかし、最近では選んだ銘柄を毎月一定額ずつ購入する「株式累積投資」という方法もあるので、まとまった資金のない方でも株式投資を始めることが可能です。

一単元ごとに購入する株式投資は、配当金や株主優待を目的としている方も多くいらっしゃいます。

その他、株主総会の議決権を得られるという点も大きなメリットといえるでしょう。

ただし、元本割れや倒産した際にはすべての資金を失うリスクは承知しておく必要があります。

一方、累積投資は複数回の投資となるため、時間の分散が可能です。

その他にも、金銭的なリスクの低さや高値づかみのリスクを抑えられるという点も魅力的といえます。

ただし、取扱先が大手証券会社に限られている上、銘柄が限られている点、口座管理手数料や高い売買手数料を取られる点は抑えておきましょう。

難易度 ★★~★★★★
メリット 株式投資

  • 株主優待や配当金が得られる場合がある。
  • 株主総会の議決権が得られる
  • タイミングにとっては利益が得られる

株式累積投資

  • 少額から始められる
  • 時間の分散ができる
デメリット 株式投資

  • 損失や元本割れのリスクがある
  • 倒産したら資金を失う可能性がある
  • 経済や社会情勢をしっかりと見なければならない

株式累積投資

  • 取り扱いは大手に限られ、銘柄も少ない
  • 口座管理手数料や売買手数料がかかる

投資信託

初心者でもとっつきやすい投資方法として人気なのが、投資信託です。

投資信託とは、複数の投資家が出資したお金を、プロが複数の金融商品(国内外株式や債券など)に投資して、得られた利益を投資家に還元する金融商品のことをいいます。

投資信託は、なんといっても月々1万円程度から始められる点が大きなメリットです。

また、国内外の金融商品をプロが選んで投資を行うスタイルなので、リスクの軽減につながる他、株価などをこまめにチェックできない人に適している投資方法といえます。

その他にも、投信積立というサービスもあります。

こちらは毎月一定額を積み立て、その積み立てた金額で同じように国内外株式など複数の金融商品に投資していきます。

基本的には毎月1万円~2万年単位の取引となりますが、中には100円から投資可能なものもあるので、「最初は小さく始めたい」という初心者の方は、そういうところから始めるといいでしょう。

投資信託は様々な金融商品を組み合わせているので、その分リスクの偏りが少ない投資方法ですが、様々な相場要因が絡むので、価格が変動しても原因がわかりにくいのが難点です。

難易度 ★~★★★
メリット ・少額から投資を始められる
・投資商品を自分で選ぶ必要がない
・資産運用のプロが投資を行う
・分散投資なので、リスク軽減につながりやすい
デメリット ・価格や為替、金利の変動リスクがあるので、価格変動時の要因がつかみにくい
・元本割れのリスクが高い

社債・国債(外国債を含む)

社債とは、企業が発行している債権です。
国債とは、資金調達を目的として発行する国の債権をいいます。

簡単に書くと、企業や国が発行した借用証書。

つまり、国債を購入した場合は国へ、社債を購入した場合は企業へお金を貸したことになるわけです。

これらの債権は、3年・5年・10年のように満期が定められ、一定期間ごとに利息を受け取りつつ、それぞれの満期後に投資した資金を回収できます。

株式投資のように株主優待や議決権があるわけではなく、大きな運用益を得られるわけではありませんが、低リスクで投資でき、元本割れしない点がメリットです。

ただし、国債の場合であれば債務不履行になるリスクがあります。
企業の場合も、倒産したら資金を回収できないので、その点には注意が必要です。

その他、国債は発行後1年以内に解約すると、元本割れのリスクが高まります。

社債は単価が高いので、ある程度の資金が必要となります。

難易度 ★★~★★★★
メリット ・リターンは多くないものの、低リスクな投資方法
・国債は、少額から始められる
デメリット ・国の破綻や倒産により、債務不履行のリスクがある
・社債は単価が高いので、まとまった初期費用が必要となる

純金積立

古くからある投資方法の一つが、ここで紹介する純金積立です。

純金積立とは、毎月一定額のお金を積み立てることで、少しずつ金を購入する投資方法をいいます。

以前は、田中貴金属工業や三菱マテリアル等といった一部の貴金属販売会社や証券会社のみ取り扱っている投資方法でしたが、最近では住信SBIネット銀行などのネット銀行も参入しているので、インターネット上で始めることも可能です。

購入した金は購入した会社に預ける形となります。
このように、手間をかけることなく投資できる点が、大きな特徴です。

積立額についても、最低1,000円からなので、少額から始められます。

毎月、口座から自動的に引き落とされるので、知らない間にお金が増えてきます。

その他、金の現物か換金、金貨など様々なものに交換可能です。

ただし、純金積立は「ドルコスト平均法」に基づいているます。
取得コストが安くなる反面、取引日以外に購入できないので、短期投資には不向きです。

不況に強い商品ですが、やはり倒産時には返却されない可能性があります。

また、取扱会社によっては年会費や購入時の手数料が発生します。

こうしたコストを考慮に入れることが必要です。

難易度 ★★~★★★
メリット ・ドルコスト平均法なので、リスクは低い
・最低1,000円からスタートできる
・宝飾品や現物と交換可能
デメリット ・リスクが低い分、リターンも少ない
・年会費などの手数料がかかる
・不況に強いが、取引会社が倒産すると返却されない可能性もある

FX・バイナリーオプション

最近、いろいろなところで耳にする機会の多いのが「FX」や「バイナリーオプション」という言葉ですね。

FXとは、「Foreign Exchange(外国為替証拠金取引)」のことで、米ドルやユーロなどといった外国通貨を売買する投資方法のことをいいます。

為替は常に変動するもの。

それを逆手に取って、レートの安い時に購入して、高くなったタイミングで売って利益を得ます。

FXの特徴は、手持ち資金にレバレッジをかけて、本来の資金よりも大きな金額を動かすことができる点にあります。

つまり、自分の資金を担保として、何倍もの取引が可能です。

例えば、手持ちの資金が5万円だったとします。

これに30倍のレバレッジをかけたら、150万円のお金を動かすことができるわけです。

利益が出た場合はその分利益も大きくなりますが、損失が出たらその分損失も大きくなる、リスクの高い投資方法といえます。

慣れるまではなかなか難しいので、最初はデモトレードから始めるといいでしょう。

バイナリーオプションとは、FXの一種。

為替チャートの動きを見て、数分~数十分後に価格が上がっているか下がっているかを選ぶだけとシンプルです。

「上がるか下がるか」いずれかのチケットを購入して、当たったら掛け金に配当率を加えた金額が得られます。

極端な話、わずか数銭の値動きだったとしても利益が出ますし、最低投資額は50円~999円と少額投資ができる点がメリットです。

また、損失が出てもチケット代だけとお手軽です。

ただし、そのお手軽さゆえにギャンブル性が高まることもあります。

熱くなりすぎないことが大切です。

難易度 ★★★~★★★★
メリット FX

  • 少額から始められる
  • 少ない資金で大きな利益が得られる
  • デモトレードで本物さながらに練習できる

バイナリーオプション

  • 上がるか下がるかの二者択一で、シンプルな投資方法
  • チケット代だけなのでお手軽
  • 短時間で結果がわかる
デメリット FX

  • 損失が大きくなってしまうことがある
  • 常に値動きをチェックしなければならない
  • 慣れるまでは利益を出しにくい

バイナリーオプション

  • 二者択一なので、利益が出しにくい
  • 大金をかけて外れると、損失が大きくなる
  • ギャンブル性が高い

不動産投資

あらゆる投資方法の中で、根強い人気のある不動産投資。

不動産投資とは、アパートやマンション、駐車場などを購入することで家賃収入を得たり、上がったタイミングで売却益を得たりする投資方法です。

不動産投資のメリットは、なんといっても家賃収入が得られる点。

借り手がいれば、毎月家賃収入が入ってくるので、安定した収入となります。

また、減価償却費や固定資産税等の税金、ローン金利も必要経費となるので、節税効果も見込めるでしょう。

その他、インフレに強い点も見逃せません。

一方、入居者や購入者がいなければ、いつまでも収入は得られません。

需要の高い地域の物件を所有していれば、あっという間に売れますが、良くない場所に所有しているといつまで経っても誰も来ないということになってしまいます。

また、不動産は買っただけで終わりではありません。

修繕費や仲介手数料、各種税金などが必要となるため、これらを払えるだけのまとまったお金が必要です。

また、変動金利であれば金利の変動に伴って返済額も増えるので、金利の変動を考えなければなりません。

難易度 ★★★★★
メリット ・家賃収入などの安定した収入源となりやすい
・家賃収入で返済することで、少ない元手での投資ができる
・節税対策になる
デメリット ・入居者や購入者がいなければ、いつまでも塩漬けになる
・変動金利だと、金利の上下で返済額も上下する
・修繕費などの諸費用を用意しなければならない

ソーシャルレンディング

ソーシャルレンディングは、最近よく聞かれるようになった言葉です。

わかりやすくいうと、お金を借りたい人と貸したい人をインターネット上で仲介するサービスのことをいいます。

例えば、ベンチャーとして起業した場合、金融機関を利用するのが一般的です。

銀行で借りる場合は、銀行が審査を行い、金利などの諸条件も銀行に決定権があります。

ソーシャルレンディングは、お金を借りたい人が希望金額や返済期間、金利を投稿して、賛同した人にお金を借りるという方式になります。

インターネット上の手続きなので、低コストで借り入れできる上、貸した側は高リターンを得ることも可能です。

平均利回りも約8%(2017年時点)と高い上、専門的な知識は必要ありません。

最少で1万円からの少額投資も可能です。

ソーシャルレンディングは様々な業者がありますが、maneoクラウドクレジットが有名です。

まずは、口座開設から始めましょう。

難易度 ★~★★
メリット ・金融商品と比べて好金利
・元本減少のリスクがない
・専門的な知識や経験はいらない
デメリット ・投資すると、途中解約できない
・運用機関の短縮・延長もある
・事業が悪化したら貸し倒れになることがある

ギャンブル

「お金が増えるなら、ギャンブルはどうなの?」と思う人もいらっしゃることでしょう。

ここでは、ギャンブルについて書いていきましょう。

国内

国内にも、宝くじや競馬などのギャンブルがありますが、還元率は非常に低くなっています。

一覧にまとめてみたので、参考になさってください。

種類 還元率
宝くじ 45.7%
サッカーくじ(toto) 49.6%
公営競走
(競馬・競輪・競艇・オートレース)
70%~75%
パチンコ 85%前後

いかがでしょうか?

パチンコは平均85%前後ですが、それ以外は75%以下です。

特に、宝くじやサッカーくじ(toto)は50%以下の還元率となっています。

1,000円使ったとしたら、150円~約500円が運営側の利益となるわけです。

還元率が低い分当たりにくくなっており、簡単に勝てない作りになっています。

海外

海外で有名なギャンブルは、なんといってもカジノですね。
カジノで行われる有名なゲームの還元率は、下記になります。

種類 還元率
スロット 85%~95%
大小 約52%~97.3%
アメリカンルーレット 94.73%
ヨーロピアンルーレット 97.30%
バカラ 98.64%~98.8%
ブラックジャック 96%~102%

いずれもかなり高い還元率ですね。

ただし、2018年現在で日本にカジノはないため、オンラインカジノで遊ぶしかありません。

いくつかオンラインカジノはありますが、オンラインカジノは合法かどうかという点でグレーゾーンなので注意してください。

また、熱くなって大金を賭け、その結果資金がなくなってしまうことも。

そういう意味では、お金を増やす手段としてはあまり向いていません。

「何万円負けたらやめる」と決めておいて、その金額に達したらスパッと諦める思い切りが肝心です。

まとめ~お金を増やすには、まずは余剰資金づくりから!

お金を増やす方法を27個照会いたしましたが、いかがでしたか。

基本的には、ギャンブル以外の方法から実践できそうなものを選んで、いろいろな方法を組み合わせて増やしていくことが近道です。

中には、レートや株式市場を見ていないとダメなものもあるので、それぞれのライフスタイルに応じて、忙しい人は限りなくほったらかしでできるものを中心にやっていくといいでしょう。

ただし、投資や貯蓄をするのは、あくまでも余剰資金から。

生活費から出して生活できなくなるのは本末転倒なので、まずは支出を見直してお金を貯められるようにしていくことが大切です。