国民健康保険料の支払い方法や、カードローン審査との関係についてお調べでしょうか?

国民健康保険の保険料は思った以上に高額で、カードローンや分割(分納)で支払いたいと考えている人も少なくないでしょう。

会社員の年金と社会保険料は、毎月の給与から天引きされているので、保険料の滞納や支払い方法を気にすることはないと思います。

これらについて関係が深いのは、国民健康保険料を自分で支払う必要がある「個人事業主」です。保険料をカードローンで支払うこと自体は可能ですが、いくつか注意するべき点があります。

このページでは国民健康保険料の支払いにカードローンが利用できるのか、また保険料を滞納した場合カードローンの審査に影響するのかなどについて解説します。

ぜひ参考にしてみてください。

■国民健康保険料はカードローンで支払えるのか

結論から先にお伝えすると、国民健康保険料をカードローンで支払うことはできます。

基本的にカードローンは消費者金融・銀行を問わず、事業性を伴わなければ、使用用途は自由です。

ただし、国民健康保険料をカードローンで支払うと当然ながら金利が発生します。

最終的な合計金額は大きくなってしまうため、可能であれば市役所にて保険料の分納や減額の相談をしてみましょう。

◆国民健康保険料の支払い方法4つ

なお国民健康保険料の支払い方法は、大きく分けて4つあります。

・納付書での支払い

市区町村から送付されてくる納付書で保険料を支払う方法です。

銀行や郵便局、コンビニに納付書を持っていき、レジや窓口で現金払いとなります。

1年分の保険料を一括で支払うことも、1~4期分を分けて支払うことも可能です。

・口座振替での支払い

市区町村に設置されている「口座振替依頼書」・「自動振込利用申込書」に必要事項を書いて、ポストから郵送します。

指定した口座から決まった期日に時期別の国民保険料が自動的に引き落とされる仕組みです。

なお、口座振替の場合は一括の支払いはできません

・Yahoo!公金での支払い

Yahooが提供しているサービスで、公共料金や税金をクレジットカードで支払うことができます。

水道光熱費や自動車税など各種税金もクレジットカードで支払えるので、家計が厳しいときは分割にすることも可能です。

Yahoo公金のデメリットとして、対応している地域が非常に狭く限られています

・nanacoでの支払い

電子マネーのnanacoでも国民健康保険料を支払うことができます。

nanacoへのチャージはクレジットカードでも可能なので、結果として国民健康保険料をクレジットで支払えるというわけです。

nanacoへのチャージは現金・クレジットカードが基本となります。

1枚のチャージ限度額は5万円までとなっているので、1人で2枚持っている人もいるようです。

いずれにおいても支払う保険料自体は同じですが、状況に応じて使い分けると金銭的な負担を分散させることが可能です。

それぞれの支払い方法について、詳しくご説明していきましょう。

◆国民健康保険料をカードローンで支払う方法

保険料をカードローンで支払う方法は至ってシンプルです。

カードローンの場合、借りるお金は現金で引き出すことができるので、そのお金を使って国民保険料を支払えば完了します。

金利は利用する金融機関によっても異なりますが、銀行のカードローンであればクレジットカードの分割支払いよりも低金利なのでお得。

理想は市役所に掛けあって分納手続きをする方法ですが、難しい場合はカードローンやクレジットカードでの立て替えも検討してみるといいでしょう。

しかし、カードローンやクレジットカードでの保険料立て替えには、リスクやデメリットも存在します。

◆カードローンを利用するときの注意点

国民健康保険料をカードローンで支払うと、その後には返済が待っています。

金融機関で借入をすると、返済時には元金に金利を上乗せして支払わなければなりません

返済が長引けば長引くほど、総合金額は大きくなってしまうのです。

例えば1年分の保険料をカードローンで一括払いしたとしましょう。

それを12回払いで返済すると、金融機関との契約時に定められた金利が発生するので、元々の国民健康保険料よりも割高になります。

そして完済する頃には、また翌年の保険料の支払いが待っているのです。

このサイクルを繰り返すと、金利だけでもかなりの金額になってきます。

余計な金利を支払わないためにも、まずは市役所で12回払いなどの分納ができないか相談してみましょう

■国民健康保険料にクレジットカードは使える?

上記でも少し触れましたが、クレジットカードで国民健康保険料を支払うこともできます。

保険料をクレジットで支払う手段はいくつかありますが、基本となるのは下記の方法です。

◆クレジットカードで支払う方法

クレジットカードで国民健康保険料を支払うには、WEBマネーか公金支払いサービスを利用する必要があります。

◆nanaco

国民健康保険料をクレジットカードで支払う場合の、もっとも主流とされている方法です。

セブンイレブンで発行できるWEBマネーカード「nanaco」

チャージをクレジットカードか現金で行うことで、保険料の支払いにも利用できます。

nanacoで国民健康保険料を支払う場合は、CVS収納用バーコード付納付書をセブンイレブンに持参しましょう。

CVS収納用バーコード付納付書といっても、特別な申請などをしなくても30万円以内であれば最初から印字されています。

30万円を超える納付書にはバーコードの記載がないため、WEBマネーで支払いたい場合は、市町村役場に申請しなければなりません。

nanaco自体の発行は、セブンイレブン店舗での申込み、あるいはWEBからでも可能です。

利用できるクレジットカードも決まっているので、ポイントなども視野に入れて選ぶようにしましょう。

◆Yahoo!公金支払い

Yahoo公金支払いで国民健康保険料を支払う場合は、まず自身が住んでいる地域で利用できるかどうかを確認する必要があります。

公式ページにて自身が住んでいる地域を入力して、Yahoo!公金支払いが利用できるかを調べてみましょう。

Yahoo!公金支払い公式ページ

Yahoo!公金支払いの対応エリアは、まだ拡大途中で利用できる範囲は狭いです。

具体的な地域は公式でも公表されておらず、自分の住んでいる地域が利用可能か確認するしか術がありません。

もし対応しているのであれば、市役所から送られてきた納付書の情報を入力すればクレジットカードで保険料を支払えます。

対応エリアの狭さから、現状は実用性に乏しいサービスですが、利用できる人はどんどん利用していきましょう。

◆注意点

nanacoで国民健康保険料を支払う際の注意点として、nanaco1枚にチャージできる上限額は5万円までとなります。

それ以上必要なのであれば、2枚目以降も作成しておくようにしましょう。

1度の支払いにnanacoを5枚まで使えるので、最高25万円まで支払えるということになります。

ただし、5枚すべてに対して同じクレジットカードは使えず、それぞれ別のクレジットカードを用意しなくてはなりません。つまり、仮にクレジットカードを使ってnanaco5枚にチャージするのであれば、5枚のクレジットカードが必要になるということです。

■国民健康保険を滞納するとローン審査に影響する?

国民健康保険の保険料を滞納すると、カードローンの審査に響くのか気になりますよね。

結論からお話すると、カードローンであれば特に影響はありません

そもそも国民健康保険は信用情報機関に加入している組織ではないので、滞納や遅延などの情報が金融機関に共有されていないのです。

ですので、税金や保険料の遅延・滞納で審査に落ちるということはありません。

ただし、保険料や税金の支払いをクレジットカードで行っていて、その支払いが滞った場合は信用情報機関に登録される可能性があります。

要約すると、消費者金融や銀行など信用情報機関に加入している組織に支払いを立て替えてもらった場合にのみ、遅延・延滞などの信用情報が登録されるのです。

現状カードローンに申し込んでも審査に通過できないのは、国民健康保険料を過去・現在滞納・遅延しているからではないかと不安に感じるかも知れませんが、上記の理由からそれが要因である可能性は低いでしょう。

審査に通過できないのには、別の原因があると考えられます。

因みに奨学金を管轄している「日本学生支援機構」は、最近信用情報機関に加入しました。しかし、奨学金も正式に返済猶予の手続きを行えば信用情報に傷はつかずカードローンを組むことができます。

その実体験については” 奨学金借りていてもローン審査には通るのか?実体験を交えて徹底解説!”と“実際にアコムで申し込んで審査を受けてみた体験談”のページで詳しく解説しているので、参考にしてみてください。

■まとめ

国民健康保険料の支払いにカードローンが利用できることをお伝えしてきました。

会社員の場合はあまり関係のないことですが、自営業者にとって国民健康保険の保険料は意外と大きな負担です。

だからといって、万が一のときに備えて支払わないわけにもいきません。

だからこそ、カードローンやクレジット・分納などでコストを分散させる必要が出てきます。

最近は国民健康保険の支払い方法も柔軟性が目立つようになり、助かっている自営業者も多いのではないでしょうか。

本文中で何度か触れていますが、国民健康保険や税金の支払いに関しては、まず各市町村の役場で分納の相談をしてみてください。手数料などなく分割回数を増やしてもらえる可能性があります。

それが難しいようであれば、金融機関での借入を検討するようにしましょう。