おまとめローンで希望額が通らない!

 

借り入れがある場合。とくに、いろいろな会社からちょっとずつ借りてるうちに、大きな額になってしまうケースがあります。その場合に、おまとめローンを検討することだと思うのですが、おまとめローンだからといって、常に希望額を借り入れできるとは限りません

おまとめローンの希望額に通らないと、いろいろな不便があります。

 

おまとめローンは複数社のカードローンを一社にまとめるものなので、審査に通った額が不十分だと、他の会社にも返済を続けることになります。金利もかかりますし、カードローンの返済日も月に何度も訪れることになり、非常に不便です。そのため、何かしらの手を打って、カードローンのおまとめローンに通らない時の対処法を考える必要があります。

 

では、おまとめローンで希望額を借り入れできなかった場合に、どのような対処法が考えられるのでしょうか。対策法を伝授しますので、参考にして下さい。

 

金利の高いところから、まず完済を目指す

おまとめローンで希望額が通らなかった場合、通ったおまとめローンで、いくつかの会社の借入額を返済することだと思います。全社見渡してみて、まずは金利の高い会社から、おまとめローンにしてしまいましょう。

 

金利が高いところは、毎月送られてくる明細や、インターネット上のマイページから、自分がいま、どのぐらいの金利を適用されて、毎月いくら払っているのかがわかると思います。マイページをチェックして、自分がどれぐらいの金利を支払っているのか比較検討しましょう。借り入れは借金ですので、なかなか正面切って物事を見つめるのはしんどいと思います。ですが、ここはひとつ思い切って、借り入れしている業者を比較してみましょう。その中で、18%や20%などの高金利で借りている場合は、そこの業者からまずおまとめローンにまとめてしまいましょう。

 

金利が高いところからおまとめローンを使って完済し、まずは金利負担が高い業者から、ひとつひとつ完済していきます。そこで、18%で借りていたものが10%で返済できたら、かなり有利になりますので、その後のしんどさも異なってくると思います。

そのため、まずは金利の高い借り入れから終了させていくのが良いかと思われます。

 

完済の近いところから、完済を目指す

先程の項目で、借り入れの状況を比較してみることが大切だとお伝えしました。続いてのテクニックは、完済が近いところから返していくというものです。

一般的に、借り入れの最初の方は、金利の比率が高いです。なぜなら、リボ払いだからです。

そして、完済が近づくほどに、金利の比率は低くなります。そのため、元本がどんどん減っていくので、どちらかというと有利に返済が進みます。

 

なので、カードローンの返済にあたって、金利の高いものから返済し、同時に元本の比率が高いものから返していくと良いでしょう。リボ払いで、元本の比率が低いもの、すなわちまだまだ返済期間が残っている業者から返していったほうがいいように思えるかもしれませんが、実は、リボ払いは、完済に近づくほど、返済額そのものが減っていって、借り入れの元本に充当される額が少なくなるというトラップが存在します。

 

つまり、カードローン会社はなるべく完済に近づけないよう、残高が減っているものから順に、返済額を少なくし、長引かせようという返済設計になっているのです。そのため、完済が近づいたと思っても、返済額が月10,000円から5,000円に減るなどして、元本に充当される額が少なくなってしまいます。これではいつまでも金利を支払うハメになってしまって、完済できません。

 

カードローンを上手に使うには、ここを一気に飛ばして、繰り上げ返済するようにすることが重要です。そのため、うまく借り入れできたおまとめローンの一部を、完済が近いカードローン会社に充当しましょう!繰り上げ返済を使って、まずは完済が近い業者の借り入れから、完済してしまうのです。

 

これによって、カードローン会社での借り入れが1社少なくなります。他社借り入れの件数が少なくなるということは、他の会社での審査にも有利ですし、今借りている会社の増枠にも有利です。できれば、次に借り入れるのであれば、新しいカードローン会社で借りるのではなく、今使っているカードローン会社で増枠してもらって、借り入れしましょう。

カードローンを上手に使うコツは、借り入れの件数を少なく抑えることです。借り入れの件数が少なければ、金額は多少多くとも問題ありません。カードローンの審査には、他社借り入れ件数をチェックする項目があり、他社借り入れの件数は厳しく見られます。

 

カードローン会社の簡易診断などにも、他社借り入れの件数と金額をチェックされる欄がついていると思います。あれで重視されるのは、実は借り入れの金額ではなく、借り入れの件数なのです。4社で借りているよりは3社で借りている人の方が有利になります。4社で25万ずつ100万円借りている人よりは、3社で40万ずつ120万円借り入れがある人の方が、審査では有利になるのです。

 

できるだけ、終わりそうなカードローンの借り入れは、おまとめローンで一気に返してしまいましょう。そのほうが、あとあと楽ですし、どうしてもお金が必要でさらに借り入れしたいと思っている場合に、審査に有利になります。

 

繰り上げ返済の原資をつくる

カードローンは、借り入れした当初は、自分の口座残高が増えたと勘違いしてしまいがちです。カードローンの空き枠が、自分の財布に入っているかのように勘違いしてしまうのです。ですが、カードローンは立派な借金です。返す必要があり、自分の社会的信頼がかかっている重要な契約になります。

 

まず、無駄な出費をおさえて、カードローンの返済にまわしましょう!できれば、カードローンは短期間で終わらせたいものです。カードローンはリボ払いで、毎月返済が非常に楽なため、ついつい頼ってしまいがちです。リボ払いなら、10万円借りても月3,000円程度の返済額で済むので、簡単に手をだしてしまうことがあると思います。

 

そこで、便利なのが繰り上げ返済というサービスです。

カードローンには、かならずといっていいほど、繰り上げ返済のサービスがついています。住宅ローンなどでも繰り上げ返済はあるのですが、住宅ローンの繰り上げ返済は、事務手数料がかかってしまいます。ですが、カードローンの繰り上げ返済には事務手数料がかかりませんので、どんどん繰り上げ返済していきましょう。

 

「繰り上げ返済なんて、そんな余裕はないよ・・・毎月の返済で精一杯だ。」なんて思っていませんか?そんな場合には、繰り上げ返済のコツがあります。それは、毎月の返済額を最低額に設定するのです。そうすると、生活にゆとりが出ると思いますので、その余剰資金を繰り上げ返済の原資にするべく、手元で貯金するのです。

 

これは、なかなか強い意志が必要ですので、難しいかもしれません。ですが、おまとめローンを使うような高額の借り入れをしているような人にとっては、計画性のある返済が非常に重要です。計画性と、なんとしても完済するんだという強い意志をもって、返済にあたってください。

 

繰り上げ返済を上手に使うには、手元貯金が欠かせませんので、自分の力で貯金して下しさい。どうしても手元にお金があると使ってしまう、という方は、毎月の返済額を最大限返済可能な額にして、徐々に返済してくしかありません。ですが、リボ払いは返済額を多くしても、金利の割合が増えるだけですので、できれば手元でお金を作りましょう。

 

おまとめローンは長期の返済になるので注意

最後の期待をかけて、おまとめローンに申し込んだものの、思ったような金額を借り入れることができないと嘆いているかもしれません。ですが、前向きに考えてみましょう。おまとめローンを借りたのはなぜですか?他に借りようと思っているからでしょうか。そうではなく、完済に近づけるためだったのではないでしょうか。

 

カードローンは、いかにして金利をおさえて、短期で完済につなげられるかが肝心です。ですが、肝心のおまとめローンは、毎月の返済額が少ない分だけ、完済が長引く可能性があるのです。毎月、A社で10,000円、B社で15,000円、C社で25,000円の合計50,000円を返済していたのが、おまとめローンで毎月25,000円の返済になったとします。月々の返済額は減りましたが、借り入れている金額のトータルは変わりませんので、その分だけ返済が長引くことになります。

 

そのため、金利という観点から見てみると、おまとめローンで借りると、返済が長期に渡ってしまい、カードローンの完済が遠のいてしまうのです。おまとめローンで借りて、完済まで10年、20年かかったという人も珍しくありません。おまとめローンは、このようにデメリットもあるのです。

 

おまとめローンを使ってみようと思うということは、今、多少返済が苦しく感じていることだと思います。そのため、てっとりばやく毎月の返済額が少なくなるカードローンであるおまとめローンを利用したい、と考えるのは自然な流れです。

 

ですが、おまとめローンは、毎月の返済がとても楽になるのに反して、返済が長引き、最終的に考えると、払った金利の総額がとても多くなるというデメリットがあります。このデメリットをどう考えるかです。いま、目先の返済が苦しくて、他社から借り入れしてまで返しているという場合は、おまとめローンを検討するのも良いでしょう。

 

しかし、おまとめローンを安易に利用してしまっては、空いた枠をさらにカードローンで借り入れして借金の総額が倍になってしまうリスクなども考えられます。自分の意志が弱いとわかっている場合は、おまとめローンを使うのを控えたほうが良いでしょう。

 

そのため、おまとめローンで希望の額が借り入れできなかったからといって、悲観的になる必要はないと考えられます。おまとめローンのデメリットを受けることがなくなるので、一部の借り入れしかできないとしても、それはそれで、ラッキーだと考えましょう。

 

まとめ:おまとめローンで希望額が借り入れできなかったら

おまとめローンは非常に便利です。ですが、希望の額を借り入れできないケースもあります。それはひとえに、自分の信用力がないということにほかなりません。信用は、一朝一夕には身につきませんので、おまとめローンの審査に通らない、希望額が借りられない場合は、別の対策を打つ必要があります。

 

  • 借りられた分を、金利の高いところから返済にまわす
  • 借りられた分を、完済の近いところから返済にまわす
  • 繰り上げ返済をがんばってみる
  • 冷静になっておまとめローンのデメリットを考えてみる

 

などの対応策が考えられます。おまとめローンが一部しか借り入れできなかったからといって、悲観的になる必要はありません。いま、自分ができる範囲で、工夫をしていけばいいのです。

 

おまとめローンを申し込んで、希望額が借り入れできなかった場合の対処法を見てきました。まずは、複数社ある自分の借り入れ状況を比較し、分析してみることが大切です。借金の問題は、自分で向き合わなくてはなりません。自分の借り入れ状況を冷静に整理してみて、いまできる対処をしていきましょう。

カードローン借り換えについては、こちらで詳しく解説しています。
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