お墓の購入にメモリアルローンをご検討中ですか?

親族や家族が亡くなったとき、立派なお墓を建ててあげたいと思いますよね。

しかし、お墓を建てるのには維持費も含めて100万円以上の費用がかかることも珍しくありません。

基本的には突発的に発生する費用ですし、お墓以外にもお葬式や葬儀などでも多くの資金が必要です。

そのようなときに役立つのがメモリアルローンになります。

墓ローン、墓石ローンなどいくつかの名称で呼ばれていますが、どれも同じ墓関連のローンです。

通常のカードローンなどでも代用できますが、金利や上限額の面からメモリアルローンを使った方がいいケースも少なくありません。

この記事では、メモリアルローンの概要から金利・利用条件などをはじめとして、メモリアルローンとカードローンの使い分け方を解説します。

 

■お墓の価格は?いくらぐらいお金が必要になる?

そもそもお墓を建てるのにはどれくらいのお金が必要になるのでしょう。

お墓を買うとは言いますが、お墓を建てるときには、墓石本体以外にも霊園に払うお金や墓石を設置する工事費用なども必要になります。

新規でお墓を建てる際に発生する費用は以下の通りです。

◆お墓を建てるのに必要な費用

 

それぞれの費用相場は霊園や地域、建てる墓の種類やグレードによっても大きく異なってきます。

安いプランなら50万円未満でも建てられますし、高ければ1000万円以上の墓にすることも可能です。

お墓を建てるまでの費用相場としては200~300万円ほどとなります。

葬式・葬儀にかかる費用も含めると、300~400万円は考えておいた方がいいでしょう。

これらの費用が必要になると事前に分かっていればいいのですが、人はいつどんなときに亡くなるか分かりません。

ある日突然、200万円以上の費用が発生してしまう可能性もあるのです。

墓石を安く購入する方法は知り合いの石材店に相談する

墓石をやすく購入する方法として知り合いの石材店に価格の相談をすることがおすすめです。他にも葬式とセットとすると墓石自体の単価は下げることが可能です。

ただし、身内や家族が亡くなったのに料金を値切るなんてメンタルが強い人でないと厳しいですよね。

そんなときに重宝されるのがお墓専用の「メモリアルローン」なのです。

■メモリアルローン(墓石ローン)の金利と利用条件

メモリアルローンはその名の通り、お墓を建てるための費用に利用できる目的別ローンです。

お墓の購入から設置までを想定したプランとなっているので、それ以外の目的で利用することはできません。

◆どんなことに使える?

メモリアルローンの使用用途は、墓関連の費用に限られています。

墓関連とは、主に下記のような用途です。

  • 墓地代(永代使用権など)
  • 墓石代(墓石本体)
  • 仏壇や仏具の購入費
  • 葬儀費
  • 墓石設置の工事費

基本的には多くの費用が発生する大部分で利用できますが、別途必要になる管理費などについては、利用する金融機関によって可否が分かれます。

◆借入上限額はどれくらい?

葬儀からお墓の設置までの合計費用は墓石本体・お寺や葬儀・納骨する霊園など、それぞれのグレードによってピンキリです。

それに対してメモリアルローンの借入上限額は決まっているので、葬儀の契約などをしてから限度額が足りないというような状況にならないよう注意しましょう。

メモリアルローンの借入上限額相場は10万~1000万円です。

この上限額はメモリアルローンを提供している金融機関によって差があり、低いところだと最大300万、高いところで1000万円と幅が広くなっています。

一般的なお墓にかかる費用が200万~300万なので、オプションや葬儀費用などを含めると借入限度額300万円では足りなくなるかもしれません。

事前に契約を予定している金融機関のメモリアルローン借入限度額をチェックしておくことをオススメします。

◆メモリアルローンの金利相場は?

メモリアルローンを利用するときの金利も、金融業者による差が大きいです。

例として、オリックスクレジット・千葉銀行・愛知銀行のメモリアルローン商品概要を比較してみましょう。

オリックス・クレジットメモリアルローン

金利6.0%~10% 限度額10万~800万円

申込条件 日本国内在住者で20歳以上65歳未満、安定的な収入がある個人
融資金額 10万円~800万円
年率 6.0%~10.0%
遅延損害金 19.9%
返済期間 1年~8年
返済回数 12回から96回
融資方法 本人名義の個人口座に振り込み
返済方法 元利込定額返済・ボーナス返済併用可
返済日 10日、20日、末日
選択された返済日にお客さまの指定口座より自動引き落とし
担保・保証人 不要
必要書類 本人確認書類
収入証明書類
臨時でその他資料が必要になる場合もあり

千葉銀行メモリアルローン

金利6.0%~6.2% 限度額10万~500万円

申込条件 日本国内在住者で20歳以上65歳未満、安定的な収入がある個人
融資金額 10万円~500万円
年率 6.0%~6.2%
遅延損害金 14.0%
返済期間 10年
融資方法 本人名義の個人口座に振り込み
返済方法 元利均等毎月返済・ボーナス返済併用可
返済日 任意の指定日
選択された返済日にお客さまの指定口座より自動引き落とし
担保・保証人 不要
必要書類 本人確認書類
収入証明書類
臨時でその他資料が必要になる場合もあり

愛知銀行

金利6.0%~7.0% 限度額10万円~300万円

申込条件 ・日本国内在住者で20歳以上65歳未満、安定的な収入がある個人(アルバイト・パート・年金のみは不可)

・前年度の収入が150万円以上ある

・現在住居に1年以上住んでおり、3年以上の勤続年数・営業年数がある

・借入合計額が他社も含めて500万円未満であり、かつその借入額が年収の50%未満 愛知銀行を含めた年間元利返済額が年収の40%以下

・保証会社の保証が受けられる

融資金額 10万円~300万円
年率 6.0%~7.0%
遅延損害金 14.5%
返済期間 6カ月以上7年未満
融資方法 本人名義の個人口座に振り込み
返済方法 元利均等毎月返済・ボーナス返済併用可
担保・保証人 不要
必要書類 本人確認書類
収入証明書類
臨時でその他資料が必要になる場合もあり
オリックス・クレジットメモリアルローン 

金利6.0%~10% 限度額10万~800万円

千葉銀行メモリアルローン

金利6.0%~6.2% 限度額10万~500万円

愛知銀行

金利6.0%~7.0% 限度額10万円~300万円

上記3社の金利を比較すると、平均して6~8%前後になります。

限度額は300万円~600万円前後となるケースが多いようです。

以上の例からも、メモリアルローンの金利や限度額は金融機関によって大きく異なることが分かります。

ただお墓のための資金として利用するのであれば、必ずしもメモリアルローンである必要はありません。

一般のカードローンも基本的に使用用途は自由なので、お墓やその他関連費用に利用することができます。

場合によっては、メモリアルローンよりもカードローンの方が条件的に有利になる場合もあるのです。その辺りについて詳しくご紹介しましょう。

■カードローンとメモリアルローンの比較

メモリアルローンとカードローンの主な違いは金利なのですが、カードローンの契約内容によってはメモリアルローンよりお得に借りられる場合があります。

では、具体的にどのような状況ならどちらのローンの方が適しているのでしょう。

結論から言うと、銀行カードローンで必要費用を賄える限度額を設定してもらえるのなら、銀行カードローンの方が金利的にお得になるケースが多いです。

ただカードローンは信用がないと、低金利・高限度額を設定してもらえる可能性は低いので、葬儀や結婚式など臨時で発生する高額費用に関しては、メモリアルローンやブライダルローンを活用した方がいいでしょう。

◆金利はどっちがお得?

メモリアルローンの金利は目安として6%から10%が相場となります。

それに対してカードローンの金利は三菱東京UFJのバンクイックであれば、1.9%から14.5%なので、契約内容によってはバンクイックなどの銀行カードローンの方がお得です。

またバンクイックの借入最大限度額は800万円と高額ですし、銀行なので総量規制対象外なので年収に関係なく融資を受けられます。

双方の特徴から考えて、年率6%未満で借りられるのであれば、カードローンの方が融通も利くので便利です。

もし10%以上の年率を設定されるようであれば、借入限度額などの面からもメモリアルローンの方をオススメします。

◆借入最大限度額は?

カードローンとメモリアルローンの最大借入限度額は、それぞれの金融機関内においてほとんど差はありません。

どちらも300万円~1000万円が相場です。

メモリアルローンは最初からお墓や葬儀に使うことを前提に融資を求められるので、それまでにローンの利用経歴がなくても、ある程度の金額を借りられるのが特徴になります。

また金利においてもカードローンより幅が狭く、6%から10%の金利幅なので、はじめてカードローンを契約する人の初期設定金利より原則お得です。

はじめてカードローンを契約すると、高くとも100万~200万円の限度額が設定されます。

そこから徐々に増額されるのが一般的です。

そのため、限度額・金利の双方から考えてメリットが大きくなる方を選ぶことが大切になります。

◆こんな人はメモリアルローン 審査も比較的通りやすい

これまでカードローンの利用経歴がなく、申し込んでも高額融資を受けられる可能性が低い人は、メモリアルローンを使いましょう。

目的型ローンは、使用用途が限られる代わりに利用目的がはっきりしているので、はじめてでも低金利・高額融資を受けられます。

可能であれば、消費者金融よりも銀行系のメモリアルローンを利用しましょう。

貸金業者に分類される消費者金融から借りると、総量規制の対象になってしまうため、年収の3分の1以上の金額は借りられません。

銀行の場合は銀行法が適用されるので、年収に関係なく高額融資が受けられます。

お墓や永代使用料・葬儀など、人が亡くなると意外とたくさんのお金が必要になるので、できる限り限度額に融通が利く銀行を選ぶようにしましょう。

◆こんな人はカードローン 審査もスムーズで墓石以外にも利用可能

すでに何度もカードローンを利用しており、金融機関からの信用を十分に得ている人は、メモリアルローンよりカードローンの方がお得です。

メモリアルローンよりカードローンを選ぶ条件として、下記の項目を満たしていることが前提になります。

・すでに契約済みのカードローンがある

・最大限度額500万円以上

・利率が5.5%以下

これらの条件を満たしているのであれば、かなりの確率でメモリアルローンよりお得に利用することができます。

逆に利率が6%~7%以上である場合は、限度額なども踏まえて、じっくりメモリアルローンと比較した方がいいでしょう。

メモリアルサービスでカードローンを使うなら審査スピードが命。

こちらの記事では審査スピードが速い消費者金融系のカードローンを紹介しています。

参考:⇒即日融資OKのおすすめカードローン会社はどこ?即日融資の注意点と手順

■まとめ

最後にメモリアルローンとカードローンの特徴をまとめておきましょう。

◆メモリアルローン

◆カードローン

 

それぞれのメリットとデメリットを把握して、もっともお得になる方法で利用してくださいね。

その他のメモリアルサービスはクレジットカードでの分割支払いも可能

葬式、墓石などのメモリアルサービスのお支払いはローンだけでなくクレジットカードでも支払いが可能です。

クレジットカードの分割支払い(回数はクレジットカード会社による)もできるので墓石などの購入費用が高くても分割にすることで対応できます。

メモリアルローンに関するQ&A

メモリアルローン、メモリアルサービスに関連する質問事項をまとめました。

Q:石材店提携の葬儀屋に依頼すると安く墓石も購入できる?

A:はい。できます。ただし直接の知り合いに墓石屋さんがいるほうが安くはできます。さらにいうとその人から葬儀屋に話を通してもらうことで葬儀代も安く済ませることができます。

Q:メモリアルローンで墓地管理費も支払うことができる?

A:はい。可能です。全ての墓地ではありませんが、墓地管理費を取っている霊園であれば可能です。ただしお墓の代金に永久墓地代使用料を含んでいる霊園もあるので、まずは墓石を置く霊園が管理費を取るのかどうかから探すのをおすすめします。