カードローンの借入枠を増額しようかご検討中でしょうか?

 

頻繁に借入と返済を繰り返していると「もう少し限度額が高ければなぁ」と感じることも少なくありません。

 

そんなとき別のカードローン会社でカードを作るという手もあります。

しかし別会社のカードローンを2枚持つよりも、1社の枠を増額させたほうが金利も下がるのでお得です。

 

でも実際にカードローンの枠を増額するための手順や、もし落ちてしまったときどうすればいいのかが分からないという人も多いでしょう。

 

そこで当記事では、カードローンの増額について具体的な手順や落ちてしまった場合の対策について解説していきます。

 

最後まで読めば、カードローンの増額申請から落ちた場合の対策まで把握することができるので、最終的にあなたが借入できる金額は増えているでしょう。

 

ぜひご参考ください。

■カードローンのキャッシング枠を増額申込するメリットとデメリット

まずはカードローンを増枠することによる利点と注意点について触れていきましょう。

 

増額申請はカードローン会社・審査会社によって審査が行われ、可決されるとカードローンの増額が認められます。

 

借入の上限額が増えると、比例して金利も低くなるので非常に魅力的です。

どの金融機関も貸付上限額が高くなるほど低金利に設定されています。

 

このようなカードローンの仕組み上「50万円が上限額のカードを2枚」持つよりも「100万円が限度額のカードを1枚」のほうが便利です。

 

A社 限度額50万円→年率金利18%

B社 限度額50万円→年率金利18%

 

借入合計額100万円 金利18%

 

A社 限度額100万円→年率金利15%

 

借入合計額100万円 金利15%

 

同じ100万円が限度額でも、1枚のほうが金利的に3%低い。

 

しかし、場合によっては再審査で今よりも低い枠に減額される可能性もあるのです。

 

銀行や消費者金融側からすれば、多くのお金を借りてもらったほうが金利を得られるので増枠したいと思っています。

 

一方で貸し付けるお金が増えるということは、仮に返済が滞ったときのリスクも大きくなるのです。

 

そのため利用者側から「借入枠を増額してほしい」と要望された場合は、その人の利用状況や経済状況・過去の返済履歴などを参考に審査が行われます。

 

審査の結果「現在の借入枠でさえも不安」と金融機関に判断されると、今より低い枠に減額されてしまうのです。

 

◆メリット

・借入できる上限額が増える

・増額する金額が大きいほど金利も低くなる

・借入額が増えて資金運用の幅が広くなる

・カードを2枚持つより低金利

 

◆デメリット

・審査で逆に減額される可能性もある

 

増額申込が落ちたとしても、限度額が現状維持になる可能性もあります。

減額になるよりも変更なしになる確率のほうが高いです。

 

よほど経済状況が悪化しているか、返済の延滞や遅延をしていないのであれば怖がらずに増額申請してみるといいでしょう。

 

万が一増額審査に落ちることはあっても、減額される可能性は低いと思います。

※絶対ではありません

 

■カードを増やすより借入枠を増額したほうが低金利

いくつかのカードローンに設定された限度額と金利を見れば分かるのですが、カードに設定された限度額が低いほど金利は高くなります。

 

例として「バンクイック」と「三井住友銀行カードローン」の金利を比較してみましょう。

 

バンクイック

利用限度額 借入利率
400万円~500万円以下 1.8%~6.1%
300万円~400万円以下 6.1%~7.1%
200万円~300万円以下 7.1%~9.6%
100万円~200万円以下 9.6%~12.6%
10万円~100万円以下 12.6%~14.6%

 

 

三井住友銀行カードローン

利用限度額 借入利率
700万円~800万円以下 4.0%~4.5%
600万円~700万円以下 4.5%~5.0%
500万円~600万円以下 5.0%~6.0%
400万円~500万円以下 6.0%~7.0%
300万円~400万円以下 7.0%~8.0%
200万円~300万円以下 8.0%~10.0%
100万円~200万円以下 10.0%~12.0%
10万円~100万円以下 12.0%~14.5%

 

 

どちらも限度額が100万円以下だと12%~14.6を基準に利率が設定されていますね。

幅はついていますが、新規の利用ならほぼ14.6%(三井は14.5%)で設定されると思っていいでしょう。

 

これが101万円以上になれば10%~12%です。

もし現状あなたが限度額50万円のバンクイックを使っていて、100万円まで借りたいと思ったとしましょう。

 

この場合、三井住友銀行で50万円限度のカードをもう一枚作るよりも、バンクイックの枠を100万円に増額したほうが低金利になるのが分かります。

 

■増額の審査で重視されるポイント〇つ

せっかく増額申請をするのなら、できるだけ審査に通る確率を上げておきたいと思いますよね。

 

増額審査時に注目されるポイントは、新規でカードを作る場合とほとんど変わりません。

基本となる審査ポイントについて解説しておきましょう。

 

◆現在の収入や環境

まずは増額をしても問題がない程度の収入や職業に就いているかが審査されます。

 

新規で申し込んだときと役職や収入が変わっていなくても、カードを定期的に使っていて信用情報のスコアが高くなっていれば、増額できる可能性は十分にあるでしょう。

 

◆現在の借入状況

消費者金融の場合は総量規制があるので、どんなに限度額が高くても年収3分の1以上の金額は借りられません。

 

銀行であればそれ以上でも借りられますが、返済的に負担が大きい場合は増額が見送られるケースもあります。

 

可能な限り、他社の借入状況を整理した状態にしてから申請したほうが印象はよくなるでしょう。

 

◆過去の返済状況

これまでカードローンやクレジットカードを利用して、返済を滞らせた経歴がないかが審査されます。

 

自己破産や任意整理・債務整理の経歴がないかなども再確認されるので、それらの経歴ができて間もない状態では審査通過は難しいでしょう。

 

逆にそれらの問題がなく、スムーズに借入と返済を行っているのなら増額に応じてもらえる可能性は高いです。

 

ただしカードを発行してから利用経歴そのものがない場合はあまり信用がつかないので、増額をしたいのなら定期的に借入しておいたほうがいいでしょう。

 

■カードローンを増額する方法と手続き方法

ここまで増額審査のために必要な対策ポイントをご紹介しました。

次は実際にカードローンの枠を増額する方法について解説していきましょう。

 

基本はWEBサイトや電話で申し込むだけなのですが、よくわからないという人もいると思いますので。

 

◆金融機関からの増額案内

カードローンを定期的に使っていると、金融機関側から「増額をしませんか?」という案内の電話がくるようになります。

 

金融機関側も増額してたくさん借りてもらったほうが、金利が多く稼げるので増額案内を積極的に行っているのです。

 

ただこの案内はあくまで「増額審査を受けてみませんか?」という内容なので、案内を受けて増額審査をしたからと言って、増額が確定しているわけではありません。

 

案内を受けたから増額審査を受けたけど、審査に落ちてしまったというケースも多々存在するので、電話を受けたタイミングの状況に応じて検討するようにしましょう。

 

◆WEBから増額審査を申し込む

各銀行や消費者金融・信販会社のカードローンに関するマイページにアクセスし、増額審査を依頼する項目を選択すれば申請できます。

 

増額申込時には現在の収入や本人確認書類の画像が必要になるケースもありますが、基本はスマホのカメラ撮影で完結するので手間はかかりません。

 

申請してから結果が出るまでの時間は最短で当日、遅くとも数日以内には通達されるのが一般的です。

 

◆電話で申し込む

WEBからの申請が面倒なときは、電話で増額依頼を出すことができます。

各サポートデスクに電話をして「現在契約中のカードローンを増額したい」と伝えれば、専用の部署や手続きに案内してくれるでしょう。

 

その他の流れについてはWEB申込と違いありません。

 

◆審査結果は電話かメールで通達される

増額審査の可否については、電話またはメールで通達されます。

可決されていれば、特別な設定などは必要なく今まで通りの方法で限度額まで融資を受けることが可能です。

 

否決の場合は、限度額が現状維持または減額となります。

その理由については一切教えてもらえないので、別途対策を考えるしかないでしょう。

 

■希望する増額枠が期待できないときは?

増額の申し込みをしたけど、否決になってしまったらと考えると不安ですよね。

否決になるとすぐには再申請できないので、どうしても増額が必要なら2枚目のカードローンを作るしかありません。

 

現在のカードローンよりも低い金利の商品で契約すれば、実質増額と変わらない状況に持ち込める可能性もあります。

 

また「カードローンの乗り換えを検討している旨」を2社目の金融機関で伝えておけば、1社目の増額後に設定される予定だった枠をもらえるかもしれません。

 

増額が50万円から100万円にする予定だったのなら、2社目で100万円を設定してもらえるかもしれないということです。

 

金融業者側からすれば、それによってメインとなる借入先を自社に変更してもらえる可能性が高くなります。

 

利用履歴などに問題がないユーザーであれば、2社目的にはぜひ獲得しておきたいと思う優良顧客です。

このような条件下であれば、限度額などの相談は乗ってもらいやすくなります。

 

■まとめ

カードローンの増額は落ちてしまったときのことを考えて踏み切れない人も多いと思います。

今回の内容は、増額をするために必要なポイントを完全に押さえたものに仕上げているつもりです。

 

今後カードローンの増額や2枚目の発行を検討している人は、ぜひ参考にしながら活用してみてください。

状況次第でどちらを選ぶべきは変わりますが、当記事の内容でそれも判断できるようになるかと思います。

 

いずれの方法においても、返済計画をしっかりと立てて無理のない範囲で借入するようにしましょう。